世界に誇る日本の花火!最高に美しい「2017年の大規模花火大会」ベスト5(東京およびその近郊)
日本の花火は、綺麗な球形に拡がるとのことで、その優秀さは世界的にも有名です。
夏になると、日本では各地で花火大会が開催されるため、夏の恒例イベントとして毎年楽しみにしている人も多いでしょう。
今回は、打ち上げ数が多く、東京およびその近郊で開催される大規模な花火大会を特集しました。
特別な準備も必要ないため、時間の空くことが多い旅先での夜にうってつけなイベントです。
地方から東京に遊びに来た人でも気軽に足を運べるので、ぜひ盛り上がっちゃってください!
日本の花火は世界一
日本の花火は海外でも有名で、海外の花火とは異なる、独自の特徴を持っています。
西洋の花火は、上から下へ垂れ下がるような開き方をするのが一般的です。
それに対して、日本の花火は綺麗に真円に拡がります。
さらには、内部に仕込まれた「星」と呼ばれる花火によって、開いた後にも色が変化すること。
また、同心円状に2重、3重と拡がるのは日本の花火独自の技術です。
最近では、ハート型や人の顔など、特殊な形状に拡がる花火もあったりします。
こうした高い技術から、オリンピックなどの主要な大会に打ち上げられる花火は日本製が採用されています。
それでは、最高にテンションの上がるおススメの花火イベントを5つご紹介します。
1. 東京「隅田川花火大会」
関東で最大規模の花火大会。
歴史も古く、1733年の江戸中期に始まった「両国川開き花火大会」が原点。
打ち上げ会場は2ヶ所に分れている。
第一会場では、全国の花火職人が集うコンクールが開催され、最新の花火200発が打ち上げられる。
更には、観賞用の花火についても、約1万350発が打ち上げられる。
第二会場でも、約1万1650発が打ち上げられる。
<基本情報>
開催日時:7月29日 19:00~
荒天の場合:小雨決行(荒天時は翌日に延期)
第一会場:東京都台東区/桜橋下流~言問橋上流
アクセス1:東京駅→(JR山手線)→神田駅→(東京メトロ銀座線)→浅草駅→(徒歩)→第一会場
第二会場:東京都台東区/駒形橋下流~厩橋上流
アクセス2:東京駅→(JR山手線)→御徒町→(徒歩)→上野御徒町駅→(都営大江戸線)→蔵前駅→(徒歩)→第二会場
公式サイト:http://sumidagawa-hanabi.com
2. 千葉「幕張ビーチ花火フェスタ(千葉市民花火大会)」
「海浜幕張まつり」と同時開催される花火大会。
花火だけでなく、毎年テーマを定めた音楽と炎の演出が施される。
さらには、個人協賛によるメッセージ付き打ち上げ花火も打ち上げられる。
花火の数は2万発、それが音楽と炎のコンビネーションによってドラマチックに打ち上げられます。
<基本情報>
開催日時:8月5日19:30~
荒天の場合:荒天時または強風時は中止
アクセス:東京駅→(JR京葉線)→海浜幕張駅→(徒歩)→幕張海浜公園
公式HP:http://chiba-hanabi.jp/
3. 東京「いたばし花火大会」
本大会の最後に打ち上げられる花火「尺5寸玉」は、花火のサイズでは最大サイズ。
また、滝のように火花が流れ落ちる「ナイアガラ」も、関東では最長サイズ。
その他、仕掛け花火やスターマインなど、多種多様な花火1万2千発が打ち上げられる。
さらには、日本の花火大会で優秀と認められた花火師10名が集い、演出の凝った「芸術玉」と呼ばれる花火を打ち上げる。
<基本情報>
開催日時:8月5日19:00~
荒天の場合:小雨決行(荒天時は翌日に延期)
アクセス:東京駅→(JR京浜東北)→赤羽駅→(JR埼京線)→浮間舟渡駅→(徒歩)→会場(板橋区/荒川河川敷)
公式HP:http://itabashihanabi.jp/
4. 栃木「うつのみや花火大会」
打ち上げ花火数は約2万発、それに音楽が連動した花火大会。
「花火の絵展覧会」で選ばれた絵画作品を実際の花火で表現したオリジナル打ち上げ花火、さらには個人のメッセージを込めた「言霊花火」が打ち上げられる。
通常の花火大会と違い、市民参加型の花火大会となっている。
<基本情報>
開催日時:8月12日 18:30~
荒天の場合:雨天決行(荒天時は翌日に延期)
アクセス1:東京駅→(JR新幹線やまびこ)→宇都宮駅→(関東バス)→柳田車庫→(徒歩)→栃木県宇都宮市道場宿緑地(鬼怒川河川敷)
※当日は、宇都宮駅から会場へシャトルバスも運行される。
公式HP:http://www.utsunomiya-hanabi.jp/
5. 秋田「大曲の花火」
正式名称は「大曲全国花火競技大会」。
東京から離れた秋田県の花火大会ですが、日本で最高峰の花火師が集うおススメの花火大会。
花火師の協会である「日本煙火協会」が後援しており、1910年から始まった由緒正しい花火大会です。
最優秀賞の「内閣総理大臣賞」が獲得できるのは、「本大会」と「土浦全国花火競技大会(茨城県土浦市)」の2大会だけです。
ゆえに全国の花火師が集い、1万5千~2万発の最新花火を観賞する事ができます。
<基本情報>
開催日時:8月第4土曜日(2017年は8/26予定)
荒天の場合:雨天決行(荒天時は順延、順延は問い合わせ)
アクセス:東京→(JR新幹線やまびこ)→北上駅→(JR北上線)→横手駅→(JR奥羽本線)→四ツ小屋駅→(徒歩)→秋田県大仙市大曲地区・雄物川河川敷運動公園
※当日には、新幹線、在来線で、定期列車以外の臨時列車が増便される。
公式HP:http://www.oomagari-hanabi.com/
これから日本は夏本番。今回ご紹介した以外にも、日本全国で花火大会が続々と開催されます。
何万人と見物客が集う為、交通機関がとても混乱します。マナーをしっかり守って、大いに盛り上がっちゃってください!
「日本の花火は世界に誇れる」と念頭に入れて鑑賞すれば、今までとはまた違った見方ができ、日本文化としての側面が楽しめるかもしれません。