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圧巻の四天王が集結!2016年からスタートした冬の奈良の新イベント「奈良大立山まつり」

第1回奈良大立山まつり

冬の奈良といえば、奈良公園の芝生一面に降りた真っ白な霜、寒さの中にじっと立つ鹿たちの吐く白い息、三笠山に積もった雪…、どれも奈良の冬らしくて、とても美しいものです。

そんな奈良の冬に、去年から新しい冬の魅力が加わりました。それが平城宮跡で行われる「奈良大立山まつり」です。

 

奈良大立山まつり

江戸時代から、奈良県内には「造りものを身代わりとして、厄を落とす」という風習があり、それを「立山(たてやま)」と呼んできました。その風習をもとに平成28年から新たな冬のイベントとして始まったのが、「奈良大立山まつり」です。 平成29年冬も平城宮跡を舞台に開催されます。

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四天王の一つ「持国天」:著者撮影

平城宮跡に、高さ7m強の四天王が集結します。持国天(じこくてん)、増長天(ぞうちょうてん)、広目天(こうもくてん)、多聞天(たもんてん)の4台です。初年度の総事業費が2億円ということですから、奈良県のこのイベントにかける意気込みが感じられます。 それぞれの四天王は、奈良の四季を表しているそうで、例えば、この持国天は、桜の花、梅と鶯で、春を表しています。

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夕日の中の「増長天」:著者撮影

太陽が沈んで夜のとばりが辺りを包むころ、それぞれの四天王に灯がともります。いよいよ祭りの始まりです。

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大極殿前:著者撮影

大極殿前のステージでは、当時の衣装に身を包んだ人たちのパフォーマンスがありました。

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著者撮影

これら四天王は、FRR素材という合成紙でできているので雨でも問題なし。中に灯りがともされると、彩色が強く浮き出てとてもきれいです。それら四天王が平城宮跡内を引き回され、見物人も歓声をあげて盛り上がり、祭りはクライマックスへと向かっていきます。

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大極殿前に四天王が集結:著者撮影

最後に大極殿前に四天王4台がずらりと並びます。壮麗な一大絵巻です。

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鴨都波神社(かもつばじんじゃ)のススキ提灯献灯行事:著者撮影

期間中、奈良県内各地の伝統行事も平城宮跡に一堂に会します。3段10帳の提灯が灯る御所市のススキ提灯献灯行事、東吉野村の喧嘩祭りとも言われ、太鼓台がところ狭しとひしめく小川祭、御杖村(みつえむら)の四社神社(ししゃじんじゃ)奉納の菅野(すがの)の獅子舞ほか、日替わりで登場します。

世界文化遺産「平城宮跡」で、圧倒的迫力の四天王の大立山や、県内各地の伝統行事を一度に見ることができる筆者オススメのお祭りです。光り輝く古都の夜をお楽しみください。

<第2回奈良大立山まつり>
日時:2017年1月25日~29日(25・26日は18:00~20:00、27~29日は13:00~20:00)
場所:平城宮跡(奈良市)、地図
アクセス:JR奈良駅および近鉄大和西大寺駅から、平城宮跡までシャトルバスが運行される予定です。

※去年の経験から、シャトルバスは会場周辺の渋滞に巻き込まれて、かなり時間がかかりましたので、近鉄大和西大寺駅からの徒歩15分ルートをお勧めします。

 

あったかもんグランプリ

奈良大立山まつりの期間中、平城宮跡にて、奈良県内各市町村からの地元名産品を使った身体が温まる料理でグランプリを競う「第4回奈良あったかもんグランプリ」も併催されます。料理はすべて「1杯300円」で食べることができます。

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第3回奈良あったかもんグランプリチラシ:著者撮影

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著者撮影

1食300円なので、いろいろなものを食べ比べして、お気に入りの「あったかもん」を見つけましょう!売り切れ次第終了で、人気店は早々に売り切れてしまうので、食べる順番をよく考えることをおすすめします。投票結果をもとにグランプリが発表されますが、ちなみに前回の第3回奈良あったかもんグランプリは、高取町の「高取ごんだ鍋」でした。おいしかった!

 

どんなに長い歴史を誇る伝統行事にも、始まりがありました。去年から始まった奈良大立山まつりですが、これから100年200年、いや1000年と続いていく日本の伝統的お祭りになるのかもしれません。みなが知っている国内の観光地ではなく、ちょっとディープな国内旅行をぜひ楽しんで!

冬の奈良は、行事が目白押し。「なら瑠璃絵」、「茅原の大とんど」、「修二会・だだおし法要」、そして「東大寺のお水取り」。 益々、奈良から目が離せませんね。これからも、奈良の魅力をどんどんご紹介していきますので、お楽しみに!

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Atsuko

About the author

I am a licensed guide (in English) who was born and raised in Nara. I hope to convey the beauty of Nara and its history, the current Nara as well as the old and new of Kansai Area. Trust me to keep you in the know about Nara and the Kansai Area!

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