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京都の外せない観光コース ― 事前に知っておきたい、「高台寺」「情緒豊かな参道」「八坂の塔」の見所

前回、京都の有名観光地であり世界遺産の「清水寺」をご紹介した。今回は、清水寺から徒歩10分程にある、豊臣秀吉と妻・ねねが眠る寺「高台寺」を、途中の八坂の塔や参道の見どころと合わせてご案内していこう。

前回の記事:
京都「清水寺」(国宝・世界文化遺産の宝庫) ー オススメ観光ルートと、各建造物の特徴をご紹介!

 

産寧坂・二年坂(道中)

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写真: flickr

清水寺をあとにし、少し下っていくと、どこを見ても絵になる「産寧坂(さんねいざか)」(三年坂とも呼ばれる)と、「二年坂」が続く。お洒落な喫茶店やお土産処がずらりと並び、誘惑に負けてなかなか足が進まない。嬉しい悲鳴だ。

産寧坂は、清水寺の記事でご紹介した、子安塔への安産祈願のために登る坂、という意。二年坂は、産寧坂に続く坂なのでそう呼ぶようになったらしい。

 

八坂の塔(道中)

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著者撮影

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著者撮影

産寧坂から二年坂に変わる地点から左に目をやると、撮影スポットとして人気の八坂通りと、八坂の塔が見える。

八坂の塔は、高さ46mの五重塔。聖徳太子の創建で、現在は二層目まで上がることができる。

 

ねねの道(道中)

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写真: flickr

高台寺に近づくにつれ、誘惑が多く華やかさもあった参道と違い、古い町並と石畳から静寂を感じるようになる。「ねねの道」と呼ばれ、ドラマ撮影でもよく使われるそうだ。

 

入口「唐門」(高台寺)

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著者撮影

高台寺への入り口、唐門(からもん)。訪れたのは12月末であるが、まだまだ紅葉が美しい。特別拝観期間中は拝観時間を延長して夜もライトアップされ、京都随一の紅葉の名所となっている。

ここで、高台寺について説明しておこう。高台寺は、豊臣秀吉が亡くなった後、妻・ねねが菩提を弔うために1606年に創建した寺。創建当時、政治的な配慮から徳川家康が多大な資金援助を行ったため、現在の姿よりも豪華で壮麗であったらしい。
その後、たびたびの火災が原因で多くの建物が焼失したが、現在残っているものの多くが国の重要文化財に指定されている。

 

本堂と庭園(高台寺)

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著者撮影

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著者撮影

唐門をくぐり順路に沿って進むと、寺の本堂にあたる「方丈(ほうじょう)」へ。ここから見える庭は「波心庭(はんしんてい)」と呼ばれ、砂で美しい波状の模様が描かれている。ねねのやさしさや気高さを表しているかのように筆者は感じ、穏やかな気持ちになった。

 

開山堂と観月台(高台寺)

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著者撮影

写真奥の建物「開山堂」と、渡り廊下のような通路の真ん中にある「観月台」は国の重要文化財。

開山堂の天井には、ねねの御所車の天井、その前方には豊臣秀吉が使った御船の天井が用いられている。
ねねと豊臣秀吉は戦国時代では非常に珍しく恋愛によって夫婦となった。政略結婚ではないのだ。また、結婚当時は豊臣秀吉の身分は低く、ねねは両親が大反対する中結ばれたという。
夫・豊臣秀吉に対する愛が、開山堂の天井に込められているのであろう。

観月台は、その名のとおり、月を鑑賞するための台。ここで、ねねと豊臣秀吉は仲睦まじく月見をしたそうだ。「え?高台寺は豊臣秀吉没後の建物でしたよね?」とお気づきの方、その通り。
実は、観月台は彼が生前月見をしていた伏見城にあったもの。それをそのまま移築したもので、開山堂の天井と共に愛を感じる。

関連記事:
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霊屋と蒔絵(高台寺)

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著者撮影

霊屋(おたまや)は、ねねと豊臣秀吉をお祀りしている重要文化財で、二人の木造が安置されている。そして地下にはねねの遺体が眠っているというので、そっと手を合わせる。

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霊屋の中の両開きの扉や階段には、桃山時代の華麗な蒔絵が施されており、ねねの美しさに対する繊細さを表していると言えよう。

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<高台寺>地図
【拝観時間】9:00~17:30 (17:00受付終了)
【拝観料】大人600円、中高生250円、小学生以下無料
【アクセス】京都駅からバスで15分、東山安井バス停下車徒歩5分

 

今回2記事にわたり、京都観光において絶対に外せない王道コース「清水寺~産寧坂・二年坂~八坂の塔~高台寺」をご案内した。訪れる前に予備知識を増やしていくと、また目の付けどころが前回とは変わり、飽きることのない建物、見どころばかりだ。徒歩で十分巡ることができるので、是非訪れてみてほしい。

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Mikiko

About the author

I cherish the history, culture and nature of Japan. In university, I majored in history and I currently often travel to see things that I have not seen around the world through my own eyes. I hope to convey to all of you, the excitement I feel through such experiences. I hope you come to love Japan even more.

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