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日本でも珍しい淡水魚の水族館「さいたま水族館」 ― のんびり過ごせる埼玉の観光地

日本は海で囲まれた島国。そのため、水族館も多数存在しています。「沖縄・美ら海水族館」、「大阪・海遊館」、「横浜・八景島シーパラダイス」などの世界でも有名な水族館では、シャチやイルカのショー、巨大水槽の中で5メートルにもなるジンベイ鮫の展示、トンネル型の水槽で泳いでいる魚たちを見上げられるなど、最近では水族館も様々な工夫をしており、恋人とのデートや家族でのお出掛けにも、とても人気の観光スポットです。

今回ご紹介する水族館は、日本の都道府県の中で、周囲を陸で囲まれた埼玉県にある水族館。埼玉県は海が無い代わりに、日本で一番の川幅がある利根川や、多くの沼があります。そこで生息する淡水魚を展示している、日本でも珍しい「淡水魚の水族館」をどうぞ。

 

ただいま縮小展示中

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著者撮影

まず、残念なことに、2016年6月にさいたま水族館で火事があったため、本館が立ち入り禁止になっています。そのため、屋外の展示と小さなイベント展示しか見ることができません。

しかし、屋外のみの縮小展示となっているため、入場料が大人100円と格安となっています。

本来であれば、本館で沼地や川に棲むウナギやヤマメ、めだか、ゲンゴロウ、フナのほか、カエルや川海老などを見たり触ったりできます。

 

意外な迫力の鯉

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著者撮影

さて、100円を支払って何を見ることができるのかというと、主に「鯉」です。屋外には大きな池がいくつかあり、その壁の一部はガラス張りになっていて、池の内部を見ることができます。体長が約80センチ~120センチの、金、紅白、グレーなどの綺麗な鯉がたくさん泳いでいます。

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著者撮影

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著者撮影

鯉は大きく分けると食用と観賞用の2つに分類されます。特に観賞用の代表とされる「錦鯉」は海外でも熱狂的ファンが多くいるほど有名です。毎年新潟で品評会が開催され、大きさや模様など良いものは高額で取引されています。

さいたま水族館の鯉には、鯉のエサ(1個50円)を与えられます。観光客が買いエサをいつもあげているので、水槽に近づいただけでたくさんの鯉が集まってきて、「エサをくれー」とアピールをしてきます。水しぶきがあがるほど、元気いっぱいです。

関連記事:
島根県津和野町:錦鯉が泳ぐ城下町として知られる隠れた観光地

 

淡水にサメがいる!?

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著者撮影

園内をよく見ると、鯉だけではなく、隣の池にはサメが泳いでいます。さいたま水族館にいるサメは、キャビアが採れることで有名なチョウザメです。

筆者自身、サメのイメージは、映画「ジョーズ」や「ディープ・ブルー」、「ファインディング ニモ」のブルース、アンカー、チャムのような、凶暴で怖いイメージが強く、海にのみ生息する生き物だと思っていたので、淡水で生息する種のサメがいることに驚きました。

サメは本来、軟骨魚ですが、チョウザメは硬骨魚に分類されるため、サメと呼ばれてはいるものの、実際はサメではなく、淡水で生息可能なようです。

隣の池の派手な鯉と比べると一見地味な魚に見えてしまいますが、実は3億年前から存在していた「古代魚」で、ゆったりと優雅に泳ぐその姿にはロマンを感じてしまいます。

 

期間限定特別展示「世界の淡水生物展」

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著者撮影

現在、世界の淡水に生息する生き物として、日本の川魚のヤマメや、ウナギ、アメリカザリガニ、亀、ウ-パール-パーやその赤ちゃんなどが展示されています。

また、現在外来種の生物が大繁殖をして日本古来の生物の生態系を壊してしまっているという日本が抱える「自然界の崩壊」についてのレポートの展示や、海外の川魚の調理法や食文化などの特集もされています。

 

一番の注目が一番地味!?

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著者撮影

さいたま水族館は淡水魚の水族館ですが、一番の目玉は国の天然記念物「むじなも」の保存、管理、展示です。

「むじなも」とは、水中食虫植物なのですが、食虫とはいえ植物ですので動きません。水槽にただ藻が入れられている様子を観察するのみなので、あまりの地味さに飽きてしまうかもしれません。

しかし、向かいにはテンションの上がるお土産屋さんがあります。海洋生物のフワフワなぬいぐるみをはじめ、とても精巧に作られた魚の模型、食器やおもちゃが売っていますので、ぜひそちらを忘れずに覗いてみて下さい。

 

ゆっくりと自然を楽しもう:羽生水郷公園

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著者撮影

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著者撮影

さいたま水族館の周辺には、「羽生水郷公園」と呼ばれる大きな公園があります。昔周辺が沼地だったこともあり、桟橋の掛かった池や沼をゆっくりと散歩することができます。水辺には鴨や白鷺(シラサギ)、川蝉(かわせみ)などを見ることができますし、東京ではあまり見ることができない、30メートル級の古代樹「メタセコイア」も見ることもできます。

公園内の大きなスペースでは、春は桜でお花見、夏はバーベキュー、秋は紅葉、冬はイルミネーションなど、季節毎で自然を楽しむ事ができます。

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著者撮影

埼玉は一見地味な県ですが、最先端のエンターテイメント溢れる大都市東京、日本を代表する温泉街のある群馬県・栃木県に囲まれていて、アクセスがとても良いです。

有名観光地は物価も高く、人が多すぎて疲れてしまうという方は、少しだけ都会から離れた距離にある埼玉県などの日本の田園風景を楽しむ旅をお勧めします。

今回ご紹介した「さいたま水族館」は、ガイドブックにはほとんど載ることがない観光地ですが、周辺には美味しい地酒や地ビール、日本伝統の藍染、天然温泉の施設や大型ショッピングモールなども多々あります。旅先でゆっくりと過ごしたい方にはぴったりの水族館です。

 

「さいたま水族館」 地図
開館時間:9:30~16:30
休館日:毎週月曜日
通常料金:大人310円/子供100円(本館再開まで大人100円、子供80円)
住所;埼玉県羽生市三田ヶ谷751-1

<アクセス>
【車】東北自動車道羽生ICから栗橋方面へ3km
【電車】東武伊勢崎線羽生駅または加須駅から7km(タクシーで15分)

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