Book a flight ticket
Search 02
Follow us! Facebook RSS Twitter
Goin’ Japanesque!

山形県「立石寺(山寺)」で観光がてら修行体験!?1000段の階段を登って煩悩消滅!

日本を代表する俳人、松尾芭蕉の名句「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」。

11月下旬に、この句が詠まれたとされる山形県・立石寺(通称:山寺)を訪れました。今回は、紅葉が美しい秋の山寺をご紹介します。

yamadera-risshakuji-temple1
著者撮影

山寺は、平安時代初期、第56代清和天皇の勅命を受けて、天台宗の名僧「円仁(えんにん)」が開山したと言われています。松尾芭蕉は、旅の途中でここ山寺を訪れたことを紀行文「おくのほそ道」に記しています。

yamadera-risshakuji-temple2
著者撮影

最初の階段を登りきると、根本中堂(こんぽんちゅうどう)が姿を現しました。1356年に再建されたもので、ブナ材が全体の6割程度用いられています。現在は日本最古のブナの建造物として国の重要文化財に指定されています。

yamadera-risshakuji-temple3
著者撮影

yamadera-risshakuji-temple4
著者撮影

周囲には中絶や流産によって亡くなってしまった子供を供養するための水子地蔵がたくさん置いてありました。鯉のぼりや風車も一緒に飾られていました。地蔵の穏やかな顔は、どこか少し悲しげに感じます。

yamadera-risshakuji-temple5
著者撮影

この地点から1000段の階段を登り、参道の終点である「奥之院」を目指しました。看板の通り、一段二段と登るごとに、私たちの煩悩が消滅すると信仰されているそうです。

yamadera-risshakuji-temple6
著者撮影

ただこの階段、登ってみるとわかるのですが、なかなか角度が急でハードです。煩悩が消え去るどころか、一段ごとに「辛い」「足が痛い」「休みたい」と考えてしまう始末…。まだまだ修行が必要です。

若い男性でも一気に登るのは大変なようで、途中で休憩している様子を見かけました。あまり無理はせず、周りの景色を楽しみながらゆっくり登っていきましょう。

階段を登っている途中も、いたるところで墓碑や水子地蔵を発見しました。この地域では、死者の魂はここ山寺に集まると信仰されているそうで、地元に住む方々の心の拠り所にもなっているようです。信仰の深さを証明するように、山の中にはゴミ一つ落ちていませんでした。

yamadera-risshakuji-temple7
著者撮影

登山口から1000段、ようやく参道の終点である奥之院に到着しました。

yamadera-risshakuji-temple8
著者撮影

奥之院からは紅葉した美しい山々を眺めることができます。自然豊かな場所にあるので、春夏秋冬どの時期に訪れても素敵な景色が楽しめそうです。

訪れたのは平日の夕暮れ時で、辺りには1日が終わろうとする静けさが漂います。呼吸を整えながら鳥の鳴き声や木々が風に揺れる音に耳を澄ましていると、とても穏やかな気分になっていくのがわかりました。

yamadera-risshakuji-temple9
著者撮影

1000段の階段を登り終えてから静寂の中で見下ろす景色は格別です。休日には多くの観光客で賑わうので、訪れる際は、平日の人が少ない時間帯をお勧めします。

<アクセス>地図
【JR仙山線】山形駅から20分、「山寺駅」で下車後徒歩6分。※電車の本数が少ないので事前に調べておきましょう。
【奥之院への入山料】大人300円、中学生200円、子供(4歳児以上)100円

周囲には雑貨屋や山形名物の芋煮が楽しめるお店があり、下山してからも楽しむことができそうでした。

 

煩悩を消滅させる修行体験ができる上、美しい山の景色も魅力の山寺。山形にお越しの際は、ぜひ一度訪れてみてはいかがですか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pinterrest
  • Google+
  • LINE
  • LINE
Nanakaba

About the author

After having worked in a PR firm, I have started working as a writer. I hope to introduce unique places, people and culture of Japan and for it to become the reason for you to enjoy Japan on a deeper level. My hobbies are travelling, reading and pole dancing.

View all articles by Nanakaba
{"dots":"false","arrows":"true","autoplay":"true","autoplay_interval":"6000","speed":"1000","design":"prodesign-16","rtl":"false","loop":"true","slidestoshow":"3","slidestoscroll":"1","centermode":"false"}
pagetop