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【奈良観光】古墳ツアー!教科書に載っていた古墳って触れられるんだ!「艸墓古墳」「石舞台古墳」巡り(2/2)

前回は、邪馬台国の「卑弥呼」のお墓かもしれない「箸墓古墳」に足を運びました。奈良・古墳ツアーはまだまだ続きます。どんどんいきましょー!

前編:【奈良観光】1700年以上前の古代・古墳ツアー!悲しい伝説が隠された「箸墓古墳」を巡る(1/2)

 

艸墓古墳

艸墓古墳(くさはかこふん)は、代表的な終末期の古墳で、方墳ですが、現在は、東西南の三方を住宅に囲まれており、墳裾の形状は改変されています。民家の横の細い道を通って、艸墓古墳まで向かいましょう。

<アクセス>
艸墓古墳は、JR/近鉄桜井駅南口より南へ徒歩20分。(艸墓古墳には、懐中電灯持参をお勧めします。)地図

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民家の横にある表示看板:著者撮影

「えーっ?!この道でほんとにいいの?」と思いながら、民家の横を5分も進まないうちに古墳に到着します。

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艸墓古墳・入口:著者撮影

まさに、民家の真裏です。

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羨道入口から中を覗くと、奥に石棺が見えます:著者撮影

南東に開口する両袖式の横穴式石室で、高さ1.5m、幅2mの羨道8.8mを少し屈みながら進むと、玄室(げんしつ)に到達します。もちろん自由に中に入ることができます。

玄室の大きさは、長さ4.4m、高さ2m、幅2.7mで、羨道に比べると天井が高いです。しかし、玄室の規模の割には高さが低いのが艸墓古墳の特徴です。

奥壁、玄室奥壁や羨道の一部は、1段1石で石積みされていて、巨大な石材を用い、少ない数の石で石室を構築しようとする意図がわかります。巨大な花崗岩の切石が用いられており、大きな石を、自然のままではなく切っているというところに、「1700年前の当時にどのようにして?」と感動さえ覚えます。

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艸墓古墳・石棺:著者撮影

玄室に到達。ついに石棺とご対面です。石棺の入り口と反対側の角に盗掘穴が開いています。盗掘のため、副葬品は不明、被葬者も不明です。この棺に納められた人はどんな人だったんだろう?誰が葬ったんだろう?想像が膨らみます。

羨道の中を進み、羨道や玄室の巨大な石に触れ、石棺に触れるという貴重な体験ができました。みなさん、本の中で見ていただけの古墳とは大きくイメージが違ったんじゃないでしょうか?

 

石舞台古墳

今回最後の古墳は、「石舞台古墳(いしぶたいこふん)」です。

<アクセス>
艸墓古墳から、日本三文殊のひとつ安倍文殊院を通って、石舞台行バスのバス停「安倍文殊院」をめざします。そこから奈良交通バスに乗って、石舞台で降ります。(ただし、バスの本数は少なく、限られています)地図

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石舞台古墳全景:著者撮影

これは、桜の季節の石舞台古墳です。石舞台古墳の巨石と桜がマッチしています。

石舞台古墳は、奈良県明日香村にある古墳時代後期の古墳で、国の特別史跡に指定されています。元は土を盛りあげて作った墳丘で覆われていましたが、その土が失われ、巨大な石を用いた横穴式石室が露出しています。通常の古墳で、封土がなくなって石組み遺構だけが露出している例は、まずありません。今回見てきた「箸墓古墳」「艸墓古墳」とは趣がすっかり違うのがおわかりでしょうか。

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羨道入口:著者撮影

まるで地底に吸い込まれていくように、真っ黒な空間が口を開けて待っています。石舞台古墳の被葬者は、当時随一の実力者「蘇我馬子」が最有力視されています。

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玄室内部 意外に明るい:著者撮影

上を見上げると、天井に使われている石の大きさに驚きます。天井に使われている石の重さは、北側が約64トン、南側が約77トンもあるそうです。これらの巨石はどこから調達してきたのか、重機もない時代にどのように組み立てたのか、疑問が次から次にわいてきます。

玄室の中が意外に明るいのは、天井石の隙間から注ぐ日の光のせいです。時の権力をほしいままにした蘇我馬子も、明るい玄室で、多くの観光客の皆さんが屈託なく写真を撮っていることをどのように感じているのでしょうね。

「時は流れ、人は変わり、木も変わっても、古墳はありし日のまま、そこにあり続ける」と願った古代の人たちの祈りを知ってか知らずか、若者たちの明るい声が玄室内に響き渡ります。

 

埴輪まんじゅう

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著者撮影

さあ、古墳を堪能した奈良の旅でしたが、お土産も古墳にちなんだものをいかがでしょうか?石舞台古墳からは、近鉄橿原神宮前駅行きのバスが出ていますので、乗車し、橿原オークホテル1Fに向かいます。

そこでは、埴輪の形(馬・武人・鈴・つぼの4種類)をした、ふわっとしたカステラ生地の中に、きめ細かい上質のこしあんが入った和菓子を購入できます。地図

 

有名観光地とは一味も二味も違う、ディープな奈良・古墳観光ルートをご紹介しました。古墳巡りで歩き疲れたら、熱い緑茶と埴輪まんじゅうで、ぜひ日本風にエネルギーを補給してみてください。

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Atsuko

About the author

I am a licensed guide (in English) who was born and raised in Nara. I hope to convey the beauty of Nara and its history, the current Nara as well as the old and new of Kansai Area. Trust me to keep you in the know about Nara and the Kansai Area!

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