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富士山が寄り添う町「富士吉田」へ ― 意外と知られていない穴場観光スポット

日本のシンボルとも言える、富士山。今もなお、日々海外からの登山客や周辺地域を観光する観光客が増加し続けているスポットです。今回は、富士山を直に感じられる町「富士吉田」の魅力をご紹介します。

 

富士山がもっとも美しく見える丘「新倉山浅間公園」

富士吉田には、裾野まで広がる美しい富士山と五重塔を一緒に眺められるスポットがあります。富士急行線・下吉田駅から徒歩10分ほどのところにある「新倉山浅間公園」です。

この公園の麓には、新倉山浅間神社があり、そこから398段の階段あるいは車道で丘に登ることができます。この階段を登りきったところに、忠霊塔とよばれる五重塔があり、その奥には、撮影・眺望できるスペースが設営されています。

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眺望ポイントより:著者撮影

その丘からは、手前に五重塔、奥には裾野まで広がる富士山を一望することができます。春には満開の桜も合わせて見ることができ、この上なく日本の美しい景色が楽しめる場所です。もともとは地元の人しか知らない隠れた名所でしたが、近年は海外の観光客にも大人気なスポットです。

富士山をこれほど美しく見ることができるのも、ここ富士吉田だからこそ。地図

関連記事:
新倉山浅間公園:日本らしい要素3冠の絶景撮影スポット

 

富士吉田のソウルフード「吉田うどん」

富士吉田では、今も昔も、富士山の恩恵をうけて文化が息づいてきました。そんな富士吉田を象徴するソウルフードが、「吉田うどん」と呼ばれるうどんです。富士吉田には60軒以上ものうどん屋があり、お昼は地元の人々で賑わいます。この新倉山浅間公園の麓にも一軒、絶品の吉田うどんのお店があります。

吉田うどん「しんたく」

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著者撮影

見た目は一般の民家ですが、お昼にはご主人が硬めのうどんを手打ちされており、麺がなくなり次第営業終了です。そのおいしさは評判を呼び、他県から足を伸ばす人も多いほどです。

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この写真は、天ぷらときんぴらもトッピングしてあります:著者撮影

いりこの味わい深いダシとお味噌のつゆは、すべて飲み干してしまう美味しさです。吉田うどんには、硬めのコシの強いうどんの上に、茹でたキャベツが乗せられます。

<吉田うどんの特徴>
– かけうどんでも茹でたキャベツが入っている
– 肉うどんの肉はもともと馬肉
– 麺にはコシがあり硬め

なぜこの形になったのかというと、それにはこの土地ならではのルーツがあります。

この富士吉田の町は、今も昔も、機織りの盛んな町でした。昔は夫婦で織物業をしている家庭が多く、お父さんが機械の調整など手が汚れる仕事や販売をし、お母さんが綺麗な手で実際に機織りをする形が一般的だったそうです。

そのため、お昼には機織りをして忙しい奥さんに代わってお父さんが富士山の伏流水を使ってたくましく硬いうどんを打ち、トッピングには畑で育てているキャベツを乗せた、というのが吉田うどんのルーツなのです。

富士吉田には市内だけでも60軒ものうどん屋さんがありますから、どのお店も少しずつ違ってさまざまな味わいを出しています。町の人はみな、お気に入りのうどん屋さんがあり、地元の人々に愛され続けています。駅には「うどんマップ」があるので、ぜひうどんマップを手に、お気に入りのうどん屋さんを見つけてみてください。地図

吉田うどん:http://fujiyoshida.net

 

富士山に支えられて育った機織りの文化

富士山の伏流水の恩恵があるからこそ育まれたのはうどんだけではありません。前述した機織り文化もそうです。

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著者撮影

ここ富士吉田の機織りは、昔から、糸を先に染めてから織る、「先染め織物」です。その染める際に使用するのが、今も昔も、富士山の伏流水なのです。不純物の少ない綺麗な富士山の水で染めた糸は、発色が良いと言われており、富士吉田の織物にはなくてはならない重要な存在です。

現在も富士吉田では、産地の高齢化や、国内繊維業の衰退の波は受けているものの、これまでに培われてきた職人の技術が継承され、富士山の水で細い糸を染め、薄く高密度で織った織物を生産し続けています。

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著者撮影

富士吉田の町を歩いていると、どこからともなくガッシャンガッシャンという機械の音が聞こえてくるかもしれませんが、それは機織りをしている音です。

 

ぜひ、日本で最も美しく富士山を一望できる場所から富士山を眺め、そんな富士山の恩恵によって味わえる吉田うどんを味わい、機音に耳を澄ませながら、町を散策してみてください。

なお、富士吉田でつくられた織物製品の一部は、富士山駅のQスタというショッピングビルの一階のお土産売り場の奥、「ハタオリトラベル」というミルショップにて実際に手にとってお買い求めいただくことができます。その高い技術でつくられた織物は、普段使いにも、特別なときにも使える、ネクタイ、ストール、織物の小物や上質な傘など、富士吉田の旅の思い出にぴったりでしょう。

公式サイト:http://www.q-sta.jp/地図

意外と知られていない、富士山を直に感じられる名所「富士吉田」。ぜひ足を運んでみてください。

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