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奈良公園以外の奈良・知られざる観光スポット!「歴史の道」を歩く ― 「法華寺」「海龍王寺」

その昔、奈良に都があったころの一条大路の名残の道が、東大寺転害門(てがいもん)から法華寺を経て、平城宮跡北端を通って西大寺まで今なお通じています。その道沿いには、「法華寺」「海龍王寺」「平城宮跡」そしてさらに足を伸ばせば「秋篠寺」と、個性豊かな観光スポットがいっぱいです。

奈良の有名観光地である
「奈良公園周辺、東大寺、興福寺、春日大社にはもう行ったことがあるよ、他にどこかいいところはないの・・・?」
という方のために、今回はオススメの奈良観光コース「歴史の道・佐紀路」をご紹介します。

今回前編では「法華寺」「海龍王寺」、次回の後編で「平城宮跡」「秋篠寺」をご案内します。観光客で溢れる奈良公園周辺の喧騒を離れ、静かにたたずむお寺を訪れ、はるか昔に思いを馳せる旅です。

 

ではまずは法華寺に行ってみましょう。

法華寺

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法華寺本堂:著者撮影

法華寺は、聖武天皇勅願の日本総国分寺である東大寺に対し、光明皇后御願になる日本総国分尼寺として創建された、光明皇后ゆかりの門跡尼寺として知られています。

創建当時は総国分尼寺の風格を備えた大規模な寺院でしたが、今はその面影もなく、こじんまりと、「尼寺」にふさわしい静かなたたずまいとなっています。

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鐘楼堂と杜若(かきつばた):著者撮影

ふとした風景の中にも、尼寺らしい優しさが感じられます。

本尊は、美貌の光明皇后を写したという、榧の木の一木造りの国宝「十一面観音像」です。秘仏で、春と秋の特別開扉日(3/1~3/18、10/25~11/10)にのみ一般公開されます。ただし、特別開扉日以外の日には、国宝と同じお姿のご分身像を拝観することができます。

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伝説の蒸し風呂 浴室(からぶろ):著者撮影

これは「浴室(からぶろ)」と呼ばれ、悲田院、施薬院などの福祉施設を創設された光明皇后が、難病者千人の垢を自ら流したという伝説のある蒸し風呂です。現在の建物は江戸時代のものですが、建造物としてではなく、民俗文化財として国の指定を受けています。

法華寺全体に、光明皇后の存在を感じることができたでしょうか?では、次の海龍王寺に向かいましょう。地図

 

海龍王寺

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山門:大きな龍と遣唐使船が描かれた絵馬がお出迎え(著者撮影)

先の法華寺とは背中合わせ、歩いてすぐの東隣に海龍王寺はあります。

遣唐留学僧として唐に渡っていた玄昉の帰国をひかえ、そして無事に帰国を果たし、最新の仏教・仏法を我が国に伝えることを願われた光明皇后は、「皇后宮内寺院」の伽藍を整えられます。それが、海龍王寺としての歴史の始まりです。大きな絵馬に遣唐使船が描かれている由縁です。

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築地塀:著者撮影

築地塀にからまるスイカズラが甘く香ります。

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五重小塔(国宝):著者撮影

参道を進むと、真正面に奈良時代建立の重要文化財「西金堂」があります。その中に、高さ4.01mの小さな国宝「五重小塔」があり、間近に見ることができます。工芸品ではなく「建造物」として国宝に指定されています。

国宝をこんなに間近に、写真撮影自由(ただし、フラッシュ、三脚は禁止)で見ることができるのは、とてもうれしく、貴重な場所です。

そして海龍王寺といえば、住職の石川重元さんのことを書かないわけにはいきません。「見仏記(けんぶつき)」という本を書かれたイラストレーターのみうらじゅんさんが、石川さんのことを「イケ住(イケメン住職)」と呼んで以来、女性ファンが多い名物住職さんです。時折、拝観受付に座っていらっしゃることもあるので、お会いできるのをお楽しみに!とても気さくな方ですので、お声をかけてみてくださいね。地図

 

では、後編は平城宮跡から歴史の道の続きをご案内します。
奈良公園以外の奈良・知られざる観光スポット!「歴史の道」を歩く ― 「平城宮跡」「秋篠寺」

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Atsuko

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I am a licensed guide (in English) who was born and raised in Nara. I hope to convey the beauty of Nara and its history, the current Nara as well as the old and new of Kansai Area. Trust me to keep you in the know about Nara and the Kansai Area!

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