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京都の世界遺産「二条城」 ― 徳川幕府の始まりと終わりの地

京都駅から地下鉄で15分。現在の京都市役所や、かつての政治の中心であった京都御所からほど近い場所に位置する二条城。ここもかつて徳川幕府時代に政治の要となった地でした。

大名同士が天下を取り合う戦乱の世がようやく終わり、最後の将軍・徳川慶喜の大政奉還まで、この幕府は265年も続きました。これは、戦国時代に生きた人々にとっても、また現代に生きる私たちにとっても、驚きを隠せない事実です。

※大政奉還:徳川家が天皇に政権返上を申し出、朝廷もそれを受け入れる。これにより、鎌倉時代から続く武士の時代が終わる。

二条城は城全体が世界遺産として登録されており、文化的にも高い評価を受けています。趣向を凝らした桃山美術の傑作も見物で、そのゴージャスさからしばし目が離せません。

 

唐門:鮮やかな彫刻の数々

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著者撮影

唐門(からもん)は国の重要文化財。非常に芸の細かい透かし彫りが施され、彩りも鮮やか。さすが、日本の武将・織田信長や豊臣秀吉の時代に生まれた文化です。豪華絢爛そのものと言えます。

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著者撮影

よくよく目を凝らして見ていくと、写真左端に亀に乗る仙人、そして龍、虎、唐獅子など、極彩色で描かれた動物がたくさん。思わず吹き出してしまうほど表情も豊かです。

 

車寄せ:菊の御紋があしらわれた玄関口

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著者撮影

唐門を入ると、御殿への玄関である「車寄せ(くるまよせ)」が現れます。ここにも、牡丹や松、鸞鳥(らんちょう)など、精巧な彫刻が施されています。玄関とはいえど、手が抜かれていないのが実によく分かります。

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著者撮影

そして一番上に目線を上げてください。金色の菊の御紋に気付くでしょうか。菊の御紋は皇室のシンボルですので、皇室の離宮であったことが分かります。

 

御殿周りを散策

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著者撮影

二条城の周辺は、ゆっくりと歩いて建造物を見学できるよう散策コースになっています。また、池や庭木などで四季を感じられる庭園もあり、こちらは国の特別名勝に指定されています。

 

下剋上の戦国時代が終わり、ようやく徳川幕府の二条城の元で、近代日本のスタートを切ったかのように見えた日本。しかし、徳川の時代が終焉を迎えた大政奉還の地も、皮肉にもここ二条城でした。徳川幕府のように、265年もの長い間、同じ政権が政治を行っていたという例はそれ以降ありません。そしてそれが良いのか悪いのかは、もう少し後世になってみないと分からないことなのかもしれません。

是非一度、みなさんそれぞれの思いで、世界遺産・二条城の芸術と歴史を堪能してみてください。

 

<二条城>
住所:京都市中京区二条通堀川西入ル二条城町、地図
アクセス:市バス「二条城前」下車すぐ、又は、市営地下鉄東西線「二条城前」駅すぐ
問い合わせ:TEL:075-841-0096/FAX:075-802-6181
営業時間:午前8時15分~午後6時まで

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