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Goin’ Japanesque!

奈良・多武峰「談山神社」 ― 西の日光と称される紅葉の名所

談山神社について

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著者撮影

談山神社があるのは、奈良県の中央部・奈良盆地の南端に位置する桜井市。多武峰山中にあり、自然に囲まれた美しい神社です。

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著者撮影

春は桜、初夏はあじさいと、日本の四季を存分に味わえるお勧め観光スポットですが、とりわけ秋の紅葉が有名で、秋が深まってくると、境内周辺を取り囲むように植えられている約3000本の木々が赤く色付き、絶景の紅葉を見られる場所と化します。

その美しい景観は、「関西の日光」と呼ばれ、東の日光と並び称されています。

 

アクセス

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著者撮影

最寄り駅はJR桜井駅。JR奈良駅から30分です。JR桜井駅からは、談山神社行バスが出ており、約25分で着きます。紅葉のシーズンには、臨時バスも多数出ているため、交通の便がとても良いです。

 

談山神社を訪れるのに最適の時期

10月9日から12月11日まで紅葉まつりが開催されており、11月中旬から12月初旬ごろまでが一番の見頃です。11月12日から11月27日まではライトアップも施され、夜空に浮かび上がる十三重塔と紅葉のコントラストが見事なものとなります。

 

談山神社の見所

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著者撮影

神廟拝所の軒先の優美な釣り灯篭越しに眺める紅葉は、絵巻物のような美しさです。

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著者撮影

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著者撮影

また他にも、境内には数多くの重要文化財があります。

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そして一際目を引く一番の見所が、やはりこちらの現存する世界唯一の木造十三重塔です。バックにある燃えるような紅葉が、高さ16.17mの檜皮葺の十三重塔に映え、息をのむような美しさとなります。

十三重塔の屋根は、初層のみが特に大きく、二層以上は軸部が低くなっており、とても優美な姿をしています。

 

談山神社の歴史

ここで、神社に塔があることを不思議と感じる方もいるかもしれませんので、少し解説をします。それは、この神社の歴史と深く関わっています。

談山神社のご祭神は、藤原鎌足です。藤原鎌足は、当時権勢を誇っていた蘇我氏を倒し、天皇を中心とした中央集権国家をめざして政治改革を推し進めた人物です。645年「大化の改新」として知られる政治改革を中大兄皇子(のちの天智天皇)とともに行いました。

談山神社は、鎌足の長男が、父の墓を摂津安威の地から大和のこの地に移し、十三重塔を造立したのが発祥で、神仏分離までは寺院でした。明治の廃仏毀釈の際に寺を廃し神社のみとなりましたが、建物は寺院建築をそのまま使用しているため、独特の雰囲気を残しています。

また、蹴鞠(けまり)をしていた時に中大兄皇子が飛ばしてしまった履物を鎌足が取り上げたことから二人は知り合い、そこから大化の改新が始まったというエピソードがあります。そのエピソードから、毎年春と秋には、今でも神社境内にある蹴鞠の庭で蹴鞠が執り行われています。

 

けまり祭

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著者撮影

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著者撮影:2016年の様子

8人で、鹿革製の鞠を足で蹴って楽しみます。地に落とさないよう、手を用いず足だけで蹴り続けるもので、勝ち負けはありません。演者は、平安時代の貴族を思わせる装束に身を包み、「ヤア」「オウ」「アリ」の掛け声を掛け合いながら蹴りまわします。演技の連続が面白く、ラリーが続くと歓声が起こります。春のけまり祭は4月29日、秋のけまり祭は11月3日です。

ちなみに、清少納言も「枕草子」の中で、「蹴鞠は面白い」と記しています。

 

当時のままの蹴鞠遊び、風雅な衣装を身にまとった演者たちの典雅な掛け声、そして十三重塔と絶妙なマッチングを見せる紅葉は、あなたをタイムトラベルさせ、一気に平安貴族の世界へと誘ってくれることでしょう。談山神社は、時さえもトラベルできる、お勧めの紅葉スポットです。地図

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Atsuko

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I am a licensed guide (in English) who was born and raised in Nara. I hope to convey the beauty of Nara and its history, the current Nara as well as the old and new of Kansai Area. Trust me to keep you in the know about Nara and the Kansai Area!

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