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Goin’ Japanesque!

甲賀vs伊賀、忍者集団の忍術バトルを描いたマンガ「バジリスク 甲賀忍法帖」

「忍者」は、「忍術」という特殊能力を駆使して、暗殺や情報収集を行う中世の日本に実在した職業です。

ただ、実はその特殊能力の殆どは空想の産物。

ですが、そうした特異な能力を使い活躍する姿は、マンガと非常に相性が良いのも事実です。

今回は、忍者マンガの名作「バジリスク 甲賀忍法帖」をご紹介します。

 

あらすじ

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世は、戦国時代も徳川家康によって終焉し、平和が訪れた日本。

しかし、老いた徳川家康は、自身の後継者を選出する事に苦慮していた。

徳川家康の家臣である天海と呼ばれる男は、家康にひとつの「提案」をする。

「甲賀」と「伊賀」と2派に分れている忍者集団があり、このふたつは古くから派閥争いをしていた。

この「甲賀」と「伊賀」から、優秀な者同士を戦わせ、勝利した方を支援していた者を後継者とする事。

すなわち「伊賀」が勝てば竹千代、「甲賀」が勝てば国千代、どちらかが家康の後継者となる。

徳川家康は、その提案を受け入れて、「甲賀」と「伊賀」の「代理戦争」を命じた。

 

それと同時期、甲賀の首領の孫にあたる「甲賀弦之介(こうが げんのすけ)」と伊賀の頭目の孫である「朧(おぼろ)」は、恋人同士で結婚を約束していた。

この結婚が無事に進めば、両家の確執も解消するかと思われていたが、家康からの「代理戦争」を行う命令により、「甲賀」と「伊賀」は争いを開始する。

「代理戦争」へ参加するのは選ばれた10人。

その中には「甲賀弦之介」と「朧」も選ばれていた。

 

登場人物

1.甲賀弦之介(こうが げんのすけ)

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本作品の主人公。「代理戦争」で選出された「甲賀卍谷衆(こうがまんじしゅう)」のひとりであり、彼らを率いる頭目でもある。

相手を催眠にかけて自滅させる「瞳術」の使い手。

性格的には忍者というよりは武士に近く、温厚で誠実、正義漢があり無用な争いは避ける平和主義。

しかし、次期頭目として、冷静、冷酷に対応する一面も併せ持つ。

2.如月左衛門(きさらぎ さえもん)

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「甲賀卍谷衆(こうがまんじしゅう)」のひとりであり、参謀役。

他人の顔を自分の顔へ転写して他人になりすます能力をもつ。

更には声帯模写や体型を変化させる事も出来る為、ほとんどの老若男女へ変身できる。

3.朧(おぼろ)

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「甲賀弦之介」の恋人であり、「代理戦争」で選出され、「伊賀鍔隠れ衆」のリーダーにさせられる。

優しく気遣いがある性格であり、甲賀の里でも人望は厚い。

忍者として必要な剣術や格闘術は持ち合わせていない、見た目は普通の娘。

しかし、天性の能力として、相手の忍術を全て破る「破幻の瞳」を持っており、彼女の前では忍術は強制的に無効化させられる。

4.薬師寺天膳(やくしじ てんぜん)

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「伊賀鍔隠れ衆」の参謀。

不死の忍術を持っており、殺されても再生復活する。

「伊賀」「甲賀」の確執に対して人一倍の思いを抱いており、「代理戦争」に気が進まず消極的な態度の「朧」を差し置いて、「伊賀鍔隠れ衆」の実質的な権力を握る。

性格は「甲賀弦之介」と真逆であり、冷酷で非人情的。

 

考察

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本作品は「せがわまさき」によってマンガが描かれていますが、本来は作家「山田風太郎」が1958年に書いた小説「甲賀忍法帖」を原作としています。

この原作者「山田風太郎」は、現代に広く流布している忍者像「特殊能力を有し」「剣術・体術に長けた暗殺者」というイメージを広めた方です。

そして本作品「甲賀忍法帖」は、そのライフワーク的な作品である「忍法帖もの」と呼ばれるシリーズの第1作にあたります。

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本作品ではその小説を「せがわまさき」がリメイクした形をとっています。

「せがわまさき」の絵柄は野太く、力がこもった筆圧のため、この忍者物に良く似合っています。

写実的要素を残しつつ上手くデフォルメを施した人物画は、各々の内面の性格や気性を上手く表し、本作品の強い魅力です。

そして、魔法的な忍術の表現はマンガならではの表現で表し、読む者を飽きさせません。

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日本では単行本5巻が発刊されましたが、筆者は全てを一気に読みました。

それだけ、破天荒でありながら物語が濃厚で、続きが気になる作品です。

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Berial the Demon

About the author

It has been over 40 years of reading manga in the deep world of manga. Japan’s manga has an endlessly wide variety of genres. I will be recommending special manga for you to read from such infinite amount of works.

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