日本人の主食「米」 ― 実りの秋に食べたい美味しいブランド米5選
米は日本人の主食であり、日本の代表的な食べ物。収穫の秋である今の季節、店頭にはおいしい新米がたくさん並べられ、どの米を買うかつい迷ってしまう人が多い。
日本米とひと言でいってもさまざまな米があり、現在約500種類以上の品種があるといわれている。中でも「ブランド米」とよばれるブランド化された米は、それぞれに特徴的なおいしさを持っており、国内でもたいへん人気のある商品だ。
今回は、中でも特に有名な代表的ブランド米をいくつかご紹介したい。
写真:flickr
1. コシヒカリ
主な生産地:全国(特に新潟県魚沼産が有名)
特徴:味が濃い、強い粘りがある
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日本代表の中でも特に代表的なお米。全国的に栽培されているが、新潟県魚沼産のコシヒカリは特に評価が高い。米の旨みと香りを強く感じることができるお米で、安定した人気を誇っている。
2. あきたこまち
主な生産地:秋田県
特徴:香りが良く、粘りもあるが、あっさりしていて食べやすい
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1984年に開発された比較的歴史を長くもつブランド米。米の甘み、そして粘りのある米だが、食べやすくいろいろなおかずに合う米として人気が高い。
3. ゆめぴりか
主な生産地:北海道
特徴:程よい甘味と粘りがあり、冷めてもおいしい
少しやわらかめだが、粒を噛むたびに甘さが広がる。炊き上がりの美しさにも定評がある。
4. ななつぼし
主な生産地:北海道
特徴:甘み、粘り、硬さなどのバランスがよく、どんな料理にも適合する
北海道の中で最も生産量が多い品種とされている。甘味も粘りもそれほど強くなく、さっぱりと食べられる点が特徴的。
5. つや姫
主な生産地:山形県
特徴:粒が大きめで、甘み、つやがある
約10年の開発期間を経て、2010年に誕生したお米。名前にもなっている通り、炊き上がりの米粒に「つや」があり、程よく硬さもあって噛みごたえがある。
以上、代表的な日本のブランド米をご紹介したが、米大国である日本には他にもさまざまな品種がある。是非いろいろな品種を食べ比べて、それぞれのおいしさを味わってみてほしい。また、それらの米のおいしさを最大限、そしてそれ以上に引き出して炊き上げる日本の炊飯器にもぜひ注目してもらいたい。
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