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Goin’ Japanesque!

日本的な恐怖にゾッとする!藤崎竜が描くゾンビマンガの傑作「屍鬼」

ウォーキング・デッドをはじめ映画やドラマなど、今ではゾンビを題材にした作品が多くあり、一般的で、ブームとなることも多いです。日本のマンガでもその影響を受けたのか、ゾンビをテーマにした作品が多く出続けています。

しかし、その中でも2008年にいち早く「ゾンビ」をテーマにして、日本らしい独特の描写とストーリーを見せた漫画があります。それが、今回ご紹介する「屍鬼」です。

 

あらすじ

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日本の田舎にある「外場村」

山林深く分け入った場所にあるこの村は、主要道路は国道1本だけという辺境の地。

そんな外場村で、3人の村人が不審な死に方をする。

外場村で唯一の医師である「尾崎 敏夫」は、その3人の死に対して疑問を抱く。

そして、その3人の死をキッカケに、次々と村人たちが死んでいく。

そんなある日、村の外れにある空き家へ「桐敷」と名乗る一家が引っ越してきた。

村に住む高校生「結城 夏野」は、村の異変と同時期に桐敷一家が現れた事に気付き、独自に調査を開始する。

そして、死んだ人間が墓場から再び蘇り生者を襲う「起き上がり」と呼ばれる伝説がある事を知る。

「尾崎 敏夫」と「結城 夏野」は、夜な夜な村人達を襲う「起き上がり」から外場村を守ろうと行動を始める。

 

登場人物

1.尾崎 敏夫(おざき としお)

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本作品には、ふたりの主人公が存在する。その内のひとり。

外場村に唯一ある病院の院長をしている。

32歳で既婚者であるが、子供は居ない。

元々は大学病院に勤務していたが、先代の院長であった父親が亡くなった為、生まれ故郷の外場村へ戻ってきた。

性格は仕事中毒で、仕事に対して真面目ではあるが、行動はガサツで悪意は無いが口が悪い。

2.室井 静信(むろい せいしん)

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「尾崎 敏夫」と幼馴染の32歳。

外場村にある寺の住職であり、住職以外に副業として小説家もしている。

性格も見た目も「尾崎 敏夫」とは反対で、常に清潔感があり、冷製沈着で物静かな性格。

聖職者らしく、心優しく温厚。

3.桐敷 沙子(きりしき すなこ)

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物語で重要な役割をもつ少女。

家族と共に外場村へ引っ越してきた。

腰まである長髪に、白い肌の物静かな美少女。

日光に対するアレルギーがあり、日中は外に出る事が出来ない。

「室井 静信」が書く小説のファンであり、その事から「室井 静信」と親しくなる。

4.結城 夏野(ゆうき なつの)

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本作品のもうひとりの主人公。

15歳の少年で、高校1年生。

都会から両親の都合で外場村へ引っ越してきた。

都会から辺鄙な田舎である外場村へ越して来た事もあり、村の同世代達と馴染めずにいる。

5.清水 恵(しみず めぐみ)

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15歳の少女で、「結城 夏野」と同じ高校1年生。

生まれも育ちも外場村であり、都会に対して非常に強い憧れを抱いている。

その為か、都会育ちの「結城 夏野」に対して好意を寄せており、積極的にアピールをしている。

 

考察

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本作品は、元々小説です。

著者は「小野不由美」で、小説は1998年に出版されました。

その後の2008年に作画を「藤崎竜」が担当して、マンガ化されたのが今回ご紹介している作品です。

小説をマンガ化したと言っても、登場人物および内容は大きく改変されています。

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モノトーンを基調としながらも緻密な背景、それ故にショッキングな描写は写実的で凄惨さが際立ちます。

しかし、細かい奇妙なエピソードを繋ぎ合わせる事で、じわじわと読者へ恐怖を伝える作画とストーリー展開は、日本的な独自の手法といえます。

イメージ的には、映画「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」に近い雰囲気があります。

ですが、静かな恐怖が展開するのは物語中盤までです。

後半からは、物語の雰囲気は一変し、従来の「ゾンビ」物とは違う物語が展開され、読者を驚かせます。

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本作品は、銃を乱射するアクションシーンや迫りくるゾンビ達から逃げ惑うパニック描写といった一般的な「ゾンビ」物とは少し趣が違います。

何がどう違うのかは、物語の大事な部分なので今回はご説明出来ませんが、日本的な恐怖描写が堪能出来る1作です。

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Berial the Demon

About the author

It has been over 40 years of reading manga in the deep world of manga. Japan’s manga has an endlessly wide variety of genres. I will be recommending special manga for you to read from such infinite amount of works.

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