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Goin’ Japanesque!

日本最大級の登り窯で作られる「大谷焼」 ― 徳島の窯元で陶芸体験をしよう!

日本一の登り窯:部屋の広さNo.1

今回足を運んだのは窯元「森陶器」。その大谷焼の登り窯は、全長28mで8室、国の有形文化財に登録されています。

登り窯というのは、焼物を薪で焚く窯のことで、階段のようにいくつもの部屋に分かれて、火が上に登っていくように設計されたものです。

登り窯の長さや部屋の数では、ここのものを上回る登り窯が存在しますが、ここで驚かされるのは1つの部屋の大きさです。奥行き7.4m幅2.8mで、日本一と言われています。

 

大谷焼の歴史

江戸時代後期に染付磁器の窯として始まり、その後、地元の陶土と釉薬で製作する現在の大谷焼になりました。窯が日本一と言われる大きさだけあって、大物作りの際に最もこの窯の良さを活かせます。

現在でも、睡蓮鉢や大がめなどが作られています。大がめの多くは、水道のない時代に水がめとして使われたり、藍がめとしても活用されました。ここ徳島県は、阿波藍という藍染めの盛んな地域で、原料である藍を育てるのに大きなかめが必要であることから、この大谷焼の大物作りの技術が廃れずに伝わり残っているのです。

 

大がめ成形方法:寝ロクロ

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身長より高いくらいの大がめを寝ろくろという製法で作ります。1人が寝ながら足でろくろを回している時に、もう1人が台に乗って成形します。この技法のできる職人さんは大谷焼でも非常に少なくなってきています。

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森陶器のお店の外には、黒澤明監督の映画「影武者」のために作られたという大壺もあります。

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また、大物だけでなく、現代の生活にあった食器なども多数売られています。

 

大谷焼らしさが出る品々

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著者撮影

大谷焼らしさが出るのが、お庭向けの品々です。睡蓮鉢は金魚やメダカを飼うのにとても風情があり、ガーデン用の陶椅子やテーブル、灯籠などは、大谷焼の土色がとても合います。

 

登り窯の中で日本庭園の「あの音」が聞ける

日本一と言われる森陶器の大谷焼の登り窯は、中に入って登っていくこともできます。登り窯内には頭をかがめなくても入れてしまい、中の広さに驚かされます。

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著者撮影

窯の中に入ると、水琴窟の音色も楽しめます。水琴窟とは、日本庭園でよく見かける「手水鉢」の近くの地中に作り出した空洞のことで、ここに水滴を落下させ、音を反響させるしくみになっています。ここの登り窯も、それと同様の効果があり、音色を奏でます。

また、午後3時までに予約をすれば、6軒ある窯元のほとんどで焼物作りの体験をさせてもらえるので、時間に余裕がある方はぜひトライしてみて下さい。

大麻町商工会:http://www.tsci.or.jp/ooasa/ootaniyaki.html

 

アクセス

<バス>
兵庫県神戸市舞子から明石海峡大橋を使って淡路島を通り過ぎ、約50分。
大阪などからも高速バスが出ています。

<車>
鳴門から車で約10分。徳島阿波おどり空港からは車で20分。

<電車>
JR阿波大谷駅より徒歩約3分。

 

今回ご紹介した地、徳島県鳴門市の有名観光地と言えば、鳴門海峡の渦潮です。渦潮観光を終えた後、大谷焼の窯元を訪ねる観光プランはとてもお勧めできるルートです。

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