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Goin’ Japanesque!

「俺物語!!」―日本固有の価値観「日本男児」と「大和撫子」を描いたマンガ

異文化に対する興味や好奇心は、最初は文化や伝統芸能から始まり、最後にはその国の民族的な価値観への理解に移ります。日本であれば、「武士道」や「大和撫子」といった価値観です。

奥ゆかしい日本人女性的な価値観を表す言葉「大和撫子」は海外でも良く聞きます。また、日本人男性の価値観をあらわす言葉で、「武士道」以外に「日本男児」という言葉もあります。

今回は「日本男児」を体現したキャラクターが主人公の漫画「俺物語!!」をご紹介します。

 

あらすじ

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見た目は悪いが、筋肉と優しさは人一倍な主人公「剛田 猛男(ごうだ たけお)」は、ある日、電車内で痴漢にあっていた少女「大和 凛子(やまと りんこ)」を助ける。

猛男は、その可愛らしい凜子に一目惚れするが、自分の外見の悪さから告白する事を諦め、更に凜子は自分の友人である砂川 誠(すなかわ まこと)に好意を持っていると思っていた。

しかし、実は凜子も猛男の事を好きだと知った砂川 誠の気転により、猛男と凛子は付き合い始める。

猛男と凜子は、不器用ながらもデートをしたり、色々と季節ごとのイベントを過ごし、互いに気持ちを通わせて行く。

そんな二人の付き合う姿と、身の回りで起こるアクシデントやハプニングを乗り越える猛男の姿を描く。

 

登場人物

1. 剛田 猛男(ごうだ たけお)

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身長推定2m、体重推定120kg。(日本人男性の現在の平均身長は170cm前後)
短く刈った角刈りのヘアスタイル、太い眉に厳しく鋭い眼、屈強な肉体に四角張った強面の顔。
そんな風貌からか女性からは少し敬遠されがちだが、男子のクラスメート達からの人望は厚い。

柔道の達人で身体能力は常人をかけ離れた規格外の高校1年生。
困った人は放っておけず、後先考えずに行動する。
性格も寛大で細かな事は気にしない、正義感が強い性格。
最初の頃は、結婚するまで凛子にはキスすらしないと決めていた程に純情で不器用。

2. 大和 凛子(やまと りんこ)

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イメージとしては、おっとりとした可愛いタイプの女の子。
そのイメージから弱々しい印象を受けるが、実は芯が強く、猛男が「日本男児」の体現ならば、凜子は「大和撫子」の体現。
常に周りに気遣いを忘れないが、猛男の事を一番に考えている。

3. 砂川 誠(すなかわ まこと)

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猛男と幼馴染みで同じ高校に通う高校一年生。
主人公の猛男とは真逆の性格で、冷静沈着、スタイルもスラリとしてハンサムな少年。
猪突猛進の猛男を常に後ろから見守り、色々と手助けしている。
ちなみに姉がひとり居るが、その姉は猛男の事を好きだった為に猛男と凜子が付き合うと知って大泣きした。

 

考察

「俺物語!!」という作品、原作は「河原和音」、作画は「アルコ」と、二人の人物によってつくられています。作品のイメージを端的に表すと、シルベスタスタローンが高校一年生になって、日常生活を送る…そんな漫画です。

少し前の日本人男性には、猛男の様な弱きを助ける正義感に溢れ、強さと優しさを兼ね備え、女性に対して奥手である事が「格好良い男子」という風潮がありました。それが「日本男児」と呼ばれる男性像であり、現在の日本では、「大和撫子」と同じく、マンガだけでなく現実でもあまり見られなくなった「価値観」です。

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本作品は、そうした失われた価値観を再び掘り起し、更に強烈なビジュアルのキャラクターで描写する事により人気を博しました。しかし、作品自体は、若い少年少女ならば一度は味わう青春の情景がベースとなっており、恋人同士で相手を想い合い、そして想いのすれ違いで起きる騒動などが、生き生きと描写されています。

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現在、日本では単行本が12冊発行されています。(2016年5月現在)
また、2015年4月には全24話でアニメがテレビで放映され、更には2015年10月には実写映画となりました。

 

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「俺物語!!」は、普通ならば愛する者同士が互いの愛を確認して終わるのが恋愛物語の常であったのに対し、恋人同士が付き合い始めてからの苦難や幸福を描いた作品です。あなたの青春時代と照らし、おそらく共感できる部分も多々あったりし、とても楽しく読めると思います。

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Berial the Demon

About the author

It has been over 40 years of reading manga in the deep world of manga. Japan’s manga has an endlessly wide variety of genres. I will be recommending special manga for you to read from such infinite amount of works.

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