とってもわかりやすい初心者の為のキャラ弁作り方・レシピ
今FacebookやInstagramには、小さいお子さんを持つママ達が作る職人技の「キャラ弁」写真があふれています。一見難しそうに見えるキャラ弁ですが、道具とアイディアがあれば簡単に作れてしまいます。まずは一つ簡単なキャラ弁の作り方を覚えて、その後いろいろなアレンジを加えてあなたオリジナルのキャラ弁を作ってみましょう。
キャラ弁は、日本独自の文化「弁当」と「Kawaii」がミックスされた、日本固有色強い文化です。
ステップ1:必須食材を揃える
キャラを形作る代表的な食材が、ハム、人参、スライスチーズ、焼き海苔、黒ごま、卵、ご飯です。
ハムや人参はキャラクターのほっぺたやハートの形として使え、スライスチーズはキャラクターの白い部分を表現したり星型に切り取ったりして使えます。焼き海苔や黒ごまはキャラクターの目や口などの表情に、卵は薄焼き卵にしてキャラクターの黄色部分に使うことができます。これらはどんなキャラ弁にも使用できる食材のため、冷蔵庫に常にストックしておきましょう。
そしてこれらの食材同士をくっつける役割をするのがマヨネーズで、こちらも必需食材です。在庫切れを起こさないよう注意。
更に、キャラ弁はカラフルな彩りが大切です。プチトマト、ブロッコリー、さやえんどう、さくらんぼ、パプリカなど、カラフルな食材を用意しておきましょう。ブロッコリーは多めに茹でておき、冷凍庫で冷凍保存すれば、使いたい時に使えて便利です。
ステップ2:必須道具を揃える
デコふりかけ:ご飯をカラフルに色付けできるふりかけ(著者撮影)
いかにキャラクターに似せることができるかがキャラ弁のポイントです。そのためには色や形をできるだけ近づけることが重要ですので、デコふりかけ(鮭味など美味しい味付き)、型抜き(クッキー型でもOK。特に星型、ハート形、丸型はよく使う)、海苔を切るための小さめのはさみ、この3種はぜひ用意しておきましょう。
さらに可能であれば、小さく切った海苔などをつかむピンセット、はさみを使わず目や口などをパンチの要領で切り取ることができる海苔パンチ、そして熊や猫などが簡単に成形できてしまうご飯型などもあると大変便利です。
また、キャラ弁をさらに可愛くするために、動物、星など、キャラ弁のテーマに沿ったピンやカラフルなシリコンカップがあるとアクセントになります。
これらはすべてダイソーやセリアといった100円ショップで手に入ります。
ステップ3:お腹も満たす簡単メイン食材を作っておく
お弁当として魅力的なおかずが入っていることもキャラ弁には重要です。100円ショップに豆腐ハンバーグの素、鶏肉のハーブソテーの素があったので一緒に買ってみました。
木綿豆腐をキッチンペーパーに包んでレンジで加熱 (著者撮影)
ビニール袋にハーブソテーのミックスと鶏肉を入れよくからませる(著者撮影)
豆腐ハンバーグは木綿豆腐400グラムをキッチンペーパーに包んで1分レンジ加熱してから、ハーブソテーは鶏もも肉300グラムを一口サイズに切ってから、どちらもまぜて火が通るまで焼くだけの簡単調理で、裏側の説明書を読む必要もありません。
関連記事:Useful Information on Tofu, the Star of Japanese food
お弁当の代表格ミートボールも簡単に手作りできます。ひき肉200グラム、玉ねぎ1/2個、卵1個、パン粉と塩、胡椒を適量まぜて丸めて片栗粉をまぶし、水100グラム、ケチャップ大さじ3、ソース大さじ1、しょうゆ小さじ1を火にかけたフライパンの中に入れて中火で煮たせるだけです。冷凍食品よりも美味しいのでオススメです。
ステップ4:簡単成形
以上の食材、道具がそろえば、あとは彩りを考えながらキャラクターの形を作っていくだけです。今回はディズニーツムツムバージョンのアナ雪弁当を作ってみました。作業前に簡単にキャラクターの絵を描いておくと、完成時の雰囲気を予想しながら作れます。
エルサとアナの顔はピンクと黄色のデコふりかけで色付けし、楕円形のおにぎりを作ってシリコンカップに入れ、小型の包丁かナイフを使ってスライスチーズと薄焼き卵を切り、髪の毛とします。薄焼き卵は破れやすいので、切れ味の良い細めのナイフで切ると便利です。また、焼き海苔をはさみで目、まつげ、眉の形に切り取ります。ほっぺはケチャップで表現しました。
上記のメイン作業が終わったら、あとはミートボールや豆腐ハンバーグなどのメイン食材をシリコンカップに入れて、ハム、人参、チーズを型抜きで星やキラキラの形に切り抜き、好きな位置に置きます。プチトマトやさくらんぼを添えると彩りがアップします。
今回は同時にもう一つ動物のキャラ弁も作りましたが、こちらはデコふりかけで色付けしたご飯をご飯型にぎゅっと詰めてお弁当箱に出し、あとはゴマと型抜きしたハム、チーズをマヨネーズでくっつけるのみで完成させました。
メイン食材を作り置きしておいたり、野菜を茹でる作業が完了していれば、飾り付けの作業だけなら慣れていなくても20分あれば完成します!
最後に
いかがでしたでしょうか?キャラ弁といっても、必要な道具や食材を揃えてしまえば、成形はさほど難しくありません。お子さんの喜ぶ顔を想像しながら作るも良し、趣味の料理の一環として作るも良し、ぜひぜひご自分のアイディアを混ぜながら、世界でたった一つのキャラ弁を作ってみてください。