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鹿児島県出水市のおすすめ観光地 ― 薩摩藩士の居住地「武家屋敷群」を訪ねよう

武家屋敷の入り口

多くの外国人が日本に対して持つイメージの一つに、侍があるだろう。侍といえば、もとは君主を護衛するための武人。侍の存在を世界中に知らしめた作品、黒澤明監督の「7人の侍」という映画を知っている人も多いのではないだろうか。

筆者の知り合いの外国人に聞いたところ、侍のイメージは「かっこいい」「刀のデザインがクール」と存在そのものがクローズアップされがちだが、今回は侍が住んでいた武家屋敷についてご紹介しよう。タイトル写真:http://www.izumi-navi.jp/

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11月に行われる麓まつりの様子:http://izumiminamata.com/

武家屋敷は全国に数多くあるが、筆者がお勧めしたいのは鹿児島県出水市である。

 

出水市に武家屋敷が集まっている理由

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17代薩摩藩主・島津義弘:https://ja.wikipedia.org

江戸時代、出水市のある鹿児島県は「薩摩」と呼ばれており、そしてその北に位置する熊本県は「肥後」と呼ばれていた。出水はそれぞれの境に位置していたので、出水を薩摩の防衛の要所とするのは自然なことであった。17代薩摩藩主・島津氏が藩体制強化のために*外城制度を敢行したことにより、出水には多くの薩摩藩士が集まった。そして、各領土に配置された武士たちは、有事に備え、麓(ふもと)と呼ばれる山麓付近に住むようになった。これが、この地域に武家屋敷が集まっている理由である。

※外城制度:薩摩藩が行った領土を守る為の制度。各領土に地頭や関所を置くことで、人の出入りを厳しく取り締まった。

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以前麓(ふもと)があった場所、今でも武家屋敷が残る通り:http://www.city.izumi.kagoshima.jp/

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武家屋敷(税所邸)内部 :http://www.izumi-navi.jp/

侍や刀に興味がある人は多いと思うが、「武家屋敷」についてはそれほど知らないという方もいるのではないだろうか。

 

出水市周辺観光情報ピックアップ

鹿児島県出水市は、観光案内ページも設けている。

取り上げられている見所を簡潔に説明すると以下の通りだ。

– 着物の着付け体験:およそ1カ月前までに要予約、5人以上のグループから利用可能。料金は1人あたり5,500円(男女とも、中学生以上)。着付けの所要時間は2~3時間。 
– 箱崎八幡神社:日本で一番大きな鈴、また一番小さな鈴がある神社。料金は無料。JR出水駅から車で10分の距離。
– 出水鶴博物館:出水は鶴飛来の地としても有名。JR出水駅より車で5分。

 

美しい庭を眺めながら十割蕎麦を楽しむ

十割蕎麦

武家屋敷が立ち並ぶ通りを少し離れると、ひっそりとした佇まいの蕎麦屋がある。

soba-restaurant
http://tabelog.com/

一瞬、通りすぎてしまいそうになるのだが、門の柱に小さい表札で「耦祥庵」と書いてある。そして更によく観察すると、「十割蕎麦」の文字。蕎麦は蕎麦粉配合の割合によって、〇〇割蕎麦というが、十割蕎麦のお店を見つけることは結構難しい。なぜなら、つなぎである小麦粉を使わないためすぐに切れてしまい、扱いづらいからである。

soba
http://tabelog.com/

耦祥庵は、蕎麦の上品な風味と食感もさることながら、座敷から見える庭も非常に美しい。よく手入れされており、美しい風景を眺めながら食事をすることで贅沢な時間を過ごすことができる。食後は縁側でゆっくりとお茶を飲むこともできる。

なお、蕎麦がなくなり次第営業時間終了になるので、もし行くのであれば開店時間である11時頃に行くことをおすすめする。

定休日:月曜日(月曜日が祝日の場合、火曜日が休み)、地図

 

牛車でのんびりと観光

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牛車を引く牛のももちゃん:http://www.city.izumi.kagoshima.jp/

武家屋敷付近には、なんと観光牛車サービスがある。「いづみちゃん」「ももちゃん」という名前の温厚な牛で、30分程度かけて武家屋敷群を案内してくれる。

利用料金:大人1000円、子供500円、3歳以下無料
営業時間:11時~15時まで

関連記事:新幹線の前身?日本の交通網の基礎を築いた「昔の乗り物ベスト3」 ― 牛車・駕籠・人力車

 

武家屋敷群へのアクセス

公共交通機関であれば九州新幹線・肥薩おれんじ鉄道にて出水駅下車後、徒歩でも行ける距離である。また、不安であればタクシーを使って5分程度で着く。出水駅の改札を出たところに無料の観光案内地図が置いてあるので、活用してもいいだろう。

鹿児島県出水市は非常にゆったりした時間が流れている町である。歴史のある武家屋敷は趣があり、簡素ながらも落ち着ける雰囲気だ。武家屋敷を眺めながら当時の武士たちの暮らしを垣間見ることのできる貴重な建造物は一見の価値がある。

注)武家屋敷は現在も住民が住んでいる所がある。観光地で公開されているところ以外の敷地には入ることはできないので、ぜひ覚えておこう。

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