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Goin’ Japanesque!

日本の小学校入学の必需品!今や海外でも大人気の「ランドセル」、進化の過程

日本では小学校へ入学する時、生活用品としてまず購入されるのが、小学生ご用達の鞄「ランドセル」。数年前からセレブが愛用しているなどで海外でも話題を呼んだが、近年もその人気は衰えず、来日時に土産物としてランドセルを購入する外国人旅行客が増えているという。タイトル:flickr

 

ランドセルの歴史

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https://www.flickr.com

「ランドセル」は、オランダ語で「背負いカバン」を意味する「ランセル」が語源といわれている。江戸時代末期、西洋式の軍隊制度が取り入れられた時に、布製の「背のう」とよばれるリュックサックが輸入され、軍用として使われたことが起源とされている。1885年に、学習院が背のうに学用品類を入れて通学させたことで、通学カバンとして東京山ノ手の金持ち階層以上の子どもたちをはじめとして普及し始めるようになった。そして第二次世界大戦後には、今日のように全国の小学校でランドセル通学が一般的になっていった。

 

ランドセルの素晴らしさはここにある!3つの注目ポイント

各メーカーによって様々な利点があるが、ランドセル製品全般にいうことができる利点をここではご紹介したい。これらの良さ・特徴を理由に、海外でも素晴らしい「メイド・イン・ジャパン」製品として人気を博している。

1.丈夫さ・耐久性

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https://www.flickr.com

強い力をうけてももとにもどる機能が備わっており、めったなことでは型崩れをおこさない。また、水をはじく効果のある素材などを使っているので、雨の日でも背負うことができる。ランドセルは、子どもたちが小学校課程の6年間、ほぼ毎日使う生活必需品。そのことを見越して作られるこの鞄の耐久性は折り紙つきだ。

2.抜群の収納力と使いやすさ

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https://www.flickr.com

小学生が使う文房具や教材がしっかり収まる高さと横幅サイズが確保されており、非常に収納しやすい。また、奥行きもある上に、ポケットなども充実しており、余裕をもって教材などを収めることができる。さらに、留め具にオートロックの機能がそなわっているので、中身が飛び出す心配がない。

3.身体のことを考えた商品設計

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https://www.flickr.com

子どもたちが毎日背負うことを考えて、背負いやすさや軽さを感じるためのさまざまな工夫が取り入れられている。例えば、背負った時のずれを減らし、ランドセルが体にしっかりフィットするように肩ベルトにパットを入れていたり、通し金具にひねりを加えて、わき腹にあたりにくくするといった工夫などがある。

こうした体への負担軽減の工夫は、各日本のメーカーがより良い製品を作るために、日々努力と情熱をそそいで開発に取り組んでおり、今後もさらなる進化が期待できる点である。

 

信頼性と知名度が抜群!日本の有名ランドセルメーカー2社

国内でも有名なランドセルメーカーをいくつかご紹介しよう。ご紹介するのは、ほぼランドセル製造をメインで運営している、かつ国内でも知名度の高いメーカーである。

1.株式会社セイバン

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提供: 株式会社セイバン

セイバンは、1946年に兵庫県たつの市にランドセルの工場を作り、ランドセル生産を始め、以降、さまざまなランドセルの開発に取り組んでいる。

特に代表的な商品は「天使のはね」。この製品は、肩ベルトを立たせ、ランドセルの重心をあげることによって肩への負担を減らすと共に、ランドセルの重さにより子供が後ろへ転倒しないようにと生まれたもの。発売から今日でも人気の高い製品のひとつ。

2.株式会社協和

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提供:株式会社協和

東京浅草鳥越で鞄の製造を開始したのが1948年。その後、ランドセルの生産量業界トップの座にもついたことがある。ランドセル以外にもスーツケースやビジネスバッグといった製品も販売している鞄の総合メーカー。

売れ筋ランドセルは「ふわりぃランドセル」。体にやさしくフィットして楽に背負うことができる優れた商品設計が人気の理由のひとつ。

 

今日の国内ランドセル事情

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かつては黒と赤のカラーバリエーションしか見かけなかったランドセルだが、今日ではデザイン性の高い、個性の光る逸品がさまざまなメーカーから販売されており、そのバリエーションはさらに広がりを見せている。

また、大人が使えるランドセルも人気が高く、複数のメーカーから販売されている。今やランドセルは、子どもだけではなく、さまざまな年齢層から支持の高い逸品となっている。

 

子どもから大人まで愛用できるランドセル

1.土屋鞄製造所

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提供:土屋鞄製造所

1965年、2人のランドセル職人が小さなランドセル工房を創業。今では全国数か所の主要都市に実店舗をかまえる人気メーカー。日本の職人技が生み出す丁寧で美しい革製品は、多くのファンに支持されており、主要製品であるランドセルは子ども用だけではなく、スタイリッシュな大人用ランドセルも製造している。

2.HERZ

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提供:株式会社ヘルツ

鞄を作ることが大好きな創業者が1973年に始めた革鞄工房。お客さんから注文を受けてから、一人の職人が製品完成までのすべてを担う製作スタイルが作り出す製品は、長く愛用できる丈夫さが売り。オリジナルレザーで作られるランドセルは、子どもから大人まで使える飽きのこないデザインと耐久性が魅力の製品。

 

長い歴史を持ちながら、年々少しずつ進化し続ける日本のランドセル。長年使うことを考えて、素材や作りにこだわって作られる「メイド・イン・ジャパン」製品の代表格と言えよう。日本の鞄「ランドセル」に詰まった日本が誇る技術と発想力を、ぜひ今一度再評価してもらいたい。

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I'm interested in general in all things related to culture and fine arts with a focus on movies, art, and design. I hope to introduce to many people all the different sides to Japan in regards to Japanese culture.

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