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日本のミステリーワールド:陰陽師で知られる京都晴明神社

日本で不思議な力を操るものと言えば、何を思い浮かべるでしょうか?「ニンジャ」や妖怪としての「キツネ」などの他に、「オンミョウジ」というものがあります。これから、特殊な能力を持っていたといわれるそのオンミョウジについてのエピソードとオンミョウジに関わり深い京都の神社をご紹介します。タイトル写真:flickr.com

 

陰陽師とは?

オンミョウジは日本の平安時代に実在した陰陽寮とよばれる役所に勤めていた、呪術を操っていたとされる人々です。オンミョウとは、物事を光と影の二元論でとらえる古代中国由来の思想を意味するもので、オンが暗いこと、ミョウが明るいことを意味します。

平安時代はサムライと呼ばれる兵士階層が権力を掌握する以前の時代で、天皇を中心とした貴族階層が日本を支配していた時代です。この貴族階層は神道・仏教などを深く信仰し、物忌みや方違えなど迷信的な風習を多く持っていました。

 ・物忌み:ある期間中穢れをはらうために自宅に閉じこもること
 ・方違え:占いなどで不吉とされた方角への移動を避け、別の方角に行ってから、一回曲がって目的地に向かうこと

また、当時の京都は夜は暗い上、近隣には強盗団も出没し(山賊の首領達は鬼とよばれる妖怪伝承の基になったとも言われています)、疫病や飢饉などでしばしば道端に死体が転がり、街の主要な門の一つであるラジョウモンは引き取り手のない死体の捨て場所となっていたほどです。そうした中で、貴族階層は妖怪や呪詛を非常に恐れていました。そして、権力争いの中で、競争相手を呪詛するということも普通に行われていました。こうした時代を背景として、呪術をつかさどるオンミョウジが活躍していたのです。

 

最強のオンミョウジ:安倍晴明

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疫病神退治をする安倍晴明

その中でも史上最大のオンミョウジと呼ばれているのがアベノセイメイ(921~1005)で、数々の呪術的エピソードに加え、ライバルの蘆屋道満(道摩法師ともよばれる)との呪術勝負が広く知られています。

仏教において仏を守護する役目をつかさどる十二の神をシキガミと言います。シキガミは人の形をした紙人形で、オンミョウジはこれを操る事ができました。アベノセイメイの妻はシキガミをとても怖がるので、アベノセイメイは普段は家にはシキガミをおかず、自宅近くの一条戻橋という橋の下に隠していたという家庭的なエピソードも伝承されています。

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シキガミ, http://onmyozi.cocolog-nifty.com/blog/

オンミョウジは日本では映画・コミック・ゲームなどの登場人物としてしばしば登場し、彼を主人公とした小説は大ヒットを記録、小惑星の名前にもなっている人気の人物です。最近では「ぬらりひょんの孫」に登場するオンミョウジの一族「御門院家」は、セイメイを始祖とする「土御門家」がモデルとなっています。

 

安倍晴明が祀られている晴明神社

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一条戻橋 (Writer’s Photo)

安倍晴明を祀る神社は日本国内にいくつもありますが、総本山の京都の晴明神社に行ってみましょう。晴明神社には、京都の地下鉄今出川駅より徒歩 12分で行くことができ、近くにはシキガミの隠し場所、また別の伝承で鬼が出没したともいわれる一条戻橋があります。

鬼にまつわるエピソード:
“ある英雄が一条戻橋を渡ろうとすると、女が立っていて、馬に乗せてほしいと言いました。英雄は怪しみながらも馬に乗せたのですが、女は鬼で、正体を表し英雄を食おうとします。英雄は髪をつかまれましたが、鬼の腕を切って逃れることができました。”

現代では電気により明るくなった京都ですが、当時の暗い京都を想像することで、当時は妖怪が徘徊し、オンミョウジが活躍していた昔の時代の京都を垣間見ることができるでしょう。

 

晴明神社をより楽しむ為の事前知識

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晴明神社正面 – 両脇の特徴的な星型マークに注目 (Writer’s Photo)

一条戻橋のある大通りから少し裏手に入ったところに、晴明神社はあります。

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Writer’s Photo

鳥居にかかる提灯に描かれた星型マークは、オンミョウジのシンボルとして日本では良く知られています。

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本殿:左側にあるのが安倍晴明像、右側が厄除桃 (Writer’s Photo)

境内には、星型マークの取水口のついた晴明井と呼ばれる井戸があり、今も水が湧き出しています。飲むと、病気が治るといわれ、日本の戦国時代に天下統一を成し遂げた豊臣秀吉もこの井戸の水でお茶を飲んだといわれています。また、厄除桃と呼ばれる金属製の桃があり、これに厄を撫で付け、除去することができます。

 

また、境内で、アベノセイメイの伝説が書かれた絵を見られます。更に、初期の一条戻橋のミニチュア、その横に設置された式神像と一緒に写真をとることもできます。このようにして、ここ京都の晴明神社は、日本の呪術的な世界を実際に体感することができるお勧めの場所なのです。地図

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