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Goin’ Japanesque!

カッコいい&可愛いくて、海外でも大人気!天然記念物に指定されている日本の犬たち6

犬は、人類がもっとも早くから家畜化してきた動物といわれている。犬が出現した時期は定かではないとされているが、日本では縄文時代にはすでに人間に飼われていたといわれている。古来から、ハンター、警察犬、介助犬、そして家族の一員として、人間のパートナー的存在としていつも人の近くで生活してきた動物、犬。そのためか、時代に影響されることが多かった動物でもあった。将軍の寵愛を受け、手厚く庇護された江戸時代、また文明開化による西洋文化の流入により洋犬との交雑が進み、日本在来犬の存在が危ぶまれたこともあった。

こうした時代を経て、日本には今日、天然記念物に指定された6犬種の日本犬が存在する。体格によって小型犬、中型圏、大型犬の3型に分類されており、昭和6年(1931年)から昭和12年(1937年)にかけて、すべてが国の天然記念物に指定された犬たちだ。

 

1.柴犬

データ:体高40cm前後、体重10kg前後、勇敢、番犬

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毛色はレッド、胡麻、黒胡麻、赤胡麻、黒褐色などがある。ピンと立った耳とクルッと巻かれた尻尾が愛らしい、小型犬に分類される日本犬。小型で無駄吠えしないので、飼いやすい犬として長い間人々から親しまれてきた。また、主人や家族への忠誠心が強く、勇敢で警戒心も強いことから、昔はウサギや野鳥などの小動物の猟犬や番犬として飼われていたと言われている。

 

2.紀州犬

データ:体高46~55cm、体重15~25kg前後、従順、番犬

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https://www.flickr.com

古くから、和歌山県、三重県、奈良県を含む紀伊半島の山岳地帯に飼われていた中型の日本犬。基本的に毛色は白。主にイノシシやウサギなどの猟犬として活躍していた犬。性格は利口で飼い主には従順だが、一方で警戒心が強く誰にでもなつくわけではないため、番犬向きとされている。

 

3.四国犬

データ:体高46~55cm、体重15~23kg前後、忠実、番犬

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https://www.flickr.com

古代から高知県に生息し、クマなどを狩るマタギ犬として飼われていた中型の日本犬。天然記念物としては「土佐犬」で指定されているが、「土佐闘犬」と区別するために「四国犬」と呼ばれている。飼い主には忠実だが、良く知っている人間以外には慣れにくい性格。警戒心が強いので、番犬に向いている。毛色は赤、胡麻、黒褐色がある。

 

4.北海道犬

データ:体高50cm前後、体重20.5~29.5kg前後、勇敢、従順

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https://www.flickr.com

別名アイヌ犬。起源は古代といわれている。かつてアイヌ族がこの犬を狩猟犬に使っていたとされており、祖先は東北地方から北海道に渡ったマタギ犬だとされる。毛色はホワイト、胡麻、トラ、レッド、ブラック、黒褐色などがある。ほとんどの個体では、舌に「舌斑」と呼ばれる黒い斑点があるのが身体的特徴のひとつ。性格は、クマにも立ち向かうほどの勇敢さと気性の荒さを持っているとされる一方で、飼い主には従順で飼いやすい犬種ともいわれている。

 

5.甲斐犬

データ:体高48~53cm、体重16~18kg前後、頑固

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起源は1700年代。中世から日本の山梨県周辺の山岳地帯で猟犬として使われていた。幅の狭い頭蓋と先の細い口吻が特徴的。毛色は黒虎、赤虎、虎がある。北海道犬と同じく、舌に舌斑を持つ個体が多い。

性格は、自分の群れ以外を警戒し、反抗的で頑固な所があるが、しつけによって信頼関係を築けば、飼い主の良きパートナーとなる。

 

6.秋田犬

データ:体高61~67cm、体重27~59kg前後、パワフル、番犬

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https://www.flickr.com

日本犬の中で最も大型の犬種で、かつては闘犬用として育てられていたため、力が強く、身体能力が高い。闘犬禁止令が出された後は、狩猟犬となった。身体的特徴は、大型の体つき、大きく黒い鼻、厚い直立した三角形の耳など。毛色は赤、虎、胡麻、白がある。

あまり感情を表に出さず、他人にはなつきにくいと言われているが、よくしつければ優秀な番犬になる。

※以上の他に、「越の犬」という北陸地方原産の日本犬も天然記念物に指定されていたが、純血種はすでに絶滅してしまったといわれている。

 

国内外で有名な日本犬たち

過去に何度かペットブームが巻き起こる時代があったが、近年、ツイッターやフェイスブックといったSNSで飼い犬や飼い猫の愛らしい姿を投稿する人たちが増え、再びペットブームの渦中にある今日。日本だけでなく、今や世界的にも知名度の高い日本犬たちをご紹介しよう。

1.渋谷忠犬ハチ公

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もともと日本国内ではとても有名な犬だったが、近年の映画化(『HACHI 約束の犬』、主演:リチャード・ギア)により、海外でも「忠犬ハチ公」として知れわたるようになった秋田犬ハチ。ハチは、飼い主が亡くなった後も健気に渋谷駅前で彼の帰りを待つ姿が世間で話題となり、美談として今日まで知られている犬である。渋谷駅西口には、ハチ公の銅像があり、今も渋谷のシンボルとして広く親しまれている。

2.まる

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提供:bloomax株式会社

世界で最も有名な日本犬としてまず話題に挙がってくるのは、愛くるしい笑顔が印象的な柴犬の「まる」だろう。まるは、インスタグラムのフォロワー数が犬部門世界第1位となる240万人を越え、写真集販売、テレビ出演とマルチに活躍する今や日本だけでなく海外でも大人気の雄の柴犬である。

東日本大震災をきっかけに、飼い主の小野さんが、まるの元気な姿の写真や動画を毎日欠かさず投稿し続けている。フォロワーの多くは海外の方ということもあり、まるは日本を紹介するまさに大使犬として活躍中。実際、まるは昨年、2015~2018年までの3年間、三重県をPRする「みえの国観光大使」に任命された。

今年3月には、都内にオフィシャルショップ「GALLERY MARUSAN」がオープン。こちらでは、まるの写真展が開催されたり、オリジナルグッズが販売されている。

<GALLERY MARUSAN>
公式サイト:http://gallery-maru3.com/
アクセス:地図
Instagram“marutaro”: https://www.instagram.com/marutaro/

日本には、商売繁盛の縁起物である「招き猫」という猫の置物があるが、犬もまた、人々に幸せを運ぶ「招き犬」と呼ぶべき存在なのかもしれない。あなたの気になる招き犬は、どの犬でしょうか。

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I'm interested in general in all things related to culture and fine arts with a focus on movies, art, and design. I hope to introduce to many people all the different sides to Japan in regards to Japanese culture.

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