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Goin’ Japanesque!

夏に読みたい日本らしい怖さのホラー漫画4選

「リング」や「呪怨」など、日本のホラーが海外でリメイクされて話題になった事がありました。日本のホラーは、流血や衝撃的な映像で不安と恐怖を煽るのではなく、心理的に訴えかける恐怖が主体です。日本の漫画でも、数多くのホラー作品は存在しますが、今回は少しマイナーでありながら怖い作品をご紹介しましょう。

 

1. 「コロポックルの枕」

水木しげる

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古代遺跡から発見された不可思議なオベリスクの様な建造物。その中から「枕」に似た物体を発見した主人公は、そこに記憶された衝撃の記憶を追体験する。それは有史以前に存在した人類と、彼らを侵略し絶滅させた宇宙人の記憶だった。

漫画家「水木しげる」というと「ゲゲゲの鬼太郎」が代表作品ですが、それ以外にも数多くの不思議な物語を綴っています。本作品は水木自身が何回かリメイクしている作品で、その事から察するに、何らかの思い入れがある作品かもしれません。

あらすじに書いた通り、宇宙人達に容赦なく滅ぼされる地球人達の姿が淡々と描かれて行きます。水木しげるのコミカルでありながら、時に緻密なタッチで描かれる本作品には、戦争経験者ならではの不思議なリアリティがあります。

 

2. 「死人の声をきくがよい」

ひよどり祥子

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幼馴染を亡くした「岸田 純(きしだ じゅん)」は、幼馴染の「早川 涼子(はやかわ りょうこ)」が死んでから、何故か自分の背後に彼女が幽霊となって憑り付いている事に気が付いた。言葉が聞こえないのか、話す事ができないのか…、ただただ後ろに付きまとう彼女。しかし、彼女が時々指さす場所や人、その先には、必ず不可思議で奇妙な世界が広がる入口がある。

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今回ご紹介する作品群の中では、一番最近に発表された作品で、物語の多くは「都市伝説」的です。それゆえに我々の現実世界に近く、子供の頃に話し合った怖い噂話や恐怖体験を思い出させます。

スクリントーンを使わない全体的に暗く黒色で塗りつぶされた画面構成が、読者の不安をさらに増幅させ物語へと引き込んで行きます。

 

3. 「百鬼夜行抄」

今市子

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主人公「飯嶋 律 (いいじま りつ)」は、文筆家であった祖父が残した遺品から「青嵐」という魔物を受け継いでしまう。祖父は物語を執筆する取材として、妖怪や幽霊達が住まう異世界と接触していたのだ。その事実を知ってしまった「飯嶋 律」の元に様々な怪奇現象が発生する様になってゆく。

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白昼夢に似た独特の雰囲気を持つ作品。

時間差や視点の相違によって生じる「勘違い」を利用して読者を欺く仕掛けが独特であり、他の作品にはない持ち味になっています。この物語の多くの場合、我々を襲う怪異には姿が描かれていません。そうした視認出来る姿を現さない事で、読者に「未知への恐怖」を煽り立てているのです。

 

4. 「うずまき」

伊藤潤二

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「五島桐絵(ごしまきりえ)」は恋人の「斎藤秀一(さいとうしゅういち)」が何かにひどく怯え悩んでいる事が気がかりとなっている。彼は自分たちが住むこの町「黒渦町」が、ひどく不快で嫌いだと桐絵へ告げた。そんな中、「秀一」の父親の様子も徐々におかしくなってゆき、「うずまき」状の物品へ執着し始める。その執着は、段々と異常とも言える程に変化して行く。

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実写映画にもなっている本作品。複数の短編が繋がり「うずまき」というモチーフの通り、それを読み進めるごとにグルグルと物語へと引き込まれて行きます。短編で構成された物語なので、ホラーとしての恐怖を煽る話だけではなく、閑話休題的なコミカルな話題も挟み込む事で、物語に緩急をつけて読者を飽きさせません。

しかし、物語を読み進めて気が付くと、現実世界から遥かに乖離した世界へと引きずり込まれている事に気づかされるのです。

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日本は無神論者が多い筈なのに「八尺さま」や「くねくね」と言った怪異が現在も新たに出現し、語り継がれる国です。そうした風土が、漫画だけでなく、映画などにも影響して独特の恐怖を作り出しているのです。

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Berial the Demon

About the author

It has been over 40 years of reading manga in the deep world of manga. Japan’s manga has an endlessly wide variety of genres. I will be recommending special manga for you to read from such infinite amount of works.

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