やきそばになれちゃう!東京・よみうりランドの新エリア「グッジョバ」 ― 子供がもの作り体験できる遊園地
冬の大規模イルミネーションが有名な東京「よみうりランド」。そのよみうりランドに、2016年3月18日、新たに新エリアができました。その名も「グッジョバ」。グッジョバは今までの遊園地のコンセプトを一変した、ザ・参加型遊園地。そのアトラクションの中にはあなたがやきそばになれる場所も。さあやきそばになりに行ってみましょう!
グッジョバについて
グッジョバは、よみうりランド内にある、日本の「モノづくり文化」と「アトラクション」を融合させたエリア。構想開始は7年前。基本的に遊園地はアトラクションに乗ると言う受動性だが、新たな遊園地の形を模索し作られたのが体験型/参加型のグッジョバなのだ。学びの押し付けではなく、子供達が楽しくそして自然にモノづくりに興味を持つよう、100億円もの巨額費用を投資し作られた。メインターゲットは子供たちであるものの、4つのファクトリーが生み出すモノづくり体験は、親子3世代に渡って楽しめる内容となっている。
4つのファクトリー
グッジョバにはテーマの違う4つのエリアが存在。それぞれで違ったユニーク体験ができる。(日本初4機種を含む、全15アトラクション)
1.Car Factory
Car Factoryでは自動車に関する様々な体験ができる。入るとまず目に飛び込んでくるのが、ガンダムを連想させる巨大ロボCIRA(サイラ)。30分に一度、ロボと車を交互に自動でトランスフォームする。全自動変形ロボは非常に珍しい。
またカスタムガレージでは、実物に近いサイズの車体に部品をはめ込み、ドリルでネジを回し、あなた好みの車にカスタムできる。完成した車は車両点検され、合格しないと工場へ送り返されてしまう。見事合格すれば、その車で試験走行でき、車の出荷に見立てて船積みされていく所まで体験できるアトラクションだ。他には、画面上でオリジナルカーのデザインができるコーナーもある。
様々な工程、車ができるまでの難しさを子供達が体験できる素晴らしいアトラクションだ。
2.Fashion Factory
Fashion Factoryでは、小さく縮んだ気分で、洋服ができるまでを体験できる。コースターが、大きなミシンや布が裁断される間をぬって走る。最後のクライマックスでは、音楽が流れ、スポットライトを浴びながらあなたはファッションショーのモデルになった気分で暗闇の中を滑走できる場面もある。
他には、自転車を漕ぐ動力で機械を動かし、オリジナルの編み物を作れるエリアもある。
3.Bungu Factory
Bungu Factoryは、ユニークなものが多く揃う海外でも人気の日本の文房具をテーマにしたエリア。写真は日本初のボールコースター型アトラクション。他にも、自分だけのノート作り体験ができる場所もある。
4.Food Factory
そして最後Food Factoryは日清のやきそばUFOになれる所。やきそばのカップの中に入ったあなたは、やかんからお湯(実際は水)が出ている場所を駆け抜け、麺ができる工程や湯切りなどが見られる。途中、本物のやきそばの匂いさえ漂ってくる。
内部の天井にもドーンと超特大やきそばUFOが。うーん、食べたくなるね…。
食べたくなったら食べることも可能。カップやきそばの蓋を選び、蓋に自分でデザインを書いて、好みの具を選んで、世界に1つだけのあなたオリジナルやきそばUFOが作れる場所がある。これは大阪の「Instant Ramen Museum」に似ている。
よみうりランドのグッジョバは、受身ではなく、自発的な行動を自然と子供達に起こさせ、様々なものに興味を抱かせてくれる体験型の新遊園地。屋内アトラクションが多いので、雨の日でも楽しめるのも良い所。協力し合い、チームワークを学べるグッジョバに、ご家族やお友達たちでどうぞ。地図
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