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なぜ和食はわざわざ「松竹梅」とランク付けするの?

日本の老舗レストランや旅館でしばしば出くわす3ランク「松竹梅」。日本人であれば深く考えず、「松の方がなんか豪華なイメージだし。」としか思わないこの3ランク。そもそもなぜこのように表現するようになったのでしょう。そこにはまさに日本人らしい理由がありました。タイトル写真: yuinou-center.co.jp/

 

松竹梅(しょうちくばい)とは

元々松竹梅とは、中国で言う「歳寒三友(さいかんさんゆう)」。歳寒三友とは、寒さに耐える強さを持った松竹梅3つの植物を意味し、日本ではそれが独自に進化し、縁起が良い物として定着している。今でも松竹梅の3つは、お正月の門松を筆頭に、家紋や生け花、掛け軸などに使用されている。

 

松竹梅から成る門松

kadomatsu
https://www.flickr.com

1. 松

pine
松は1年中緑を保ち、冬でも枯れない事から「長寿」の象徴とされ、平安時代に正月の門松に使われたはじめた。

2. 竹

bamboo
竹も松同様、冬でも常緑で、真っ直ぐ勢いよく伸びる事から「成長力」や「出世」の象徴とされ、室町時代に正月の門松に加わり、松と共に2つで構成されるようになった。

3. 梅

plum
梅は厳しい冬の寒さに負けずに、春が近づくと真っ先に花を咲かせる事から「生命力」の象徴され、江戸時代に門松に加わり、松、竹と共に3つで構成される今の門松が出来上がった。

 

松竹梅が使われるようになった日本らしい理由

eels

松竹梅が門松に使われ、縁起が良いものだと言う事は理解してもらえただろう。しかし、それとは別に、松竹梅は階級としての役割も持つ。特に、昔からの老舗寿司屋、蕎麦屋、鰻屋、天ぷら屋、旅館などであなたはその階級に遭遇したことがあるだろう。

松>竹>梅

松竹梅は、「金銀銅」、「優良可」、「上中下」と同様ランク付けされている。基本的には、松が最上である。例えばうな重で言えば、松が特上、竹が上、梅が並と言った具合だ。当然それに見合ったように、値段や品質、量が異なる。

しかし、実際は松竹梅の縁起の良さにランクはない。ただ単に、江戸時代に「並」を注文する客に対して、気兼ねなく注文しやすいように配慮した老舗側の「思いやり」によって生まれたのがこのランク付けである。松竹梅のランクの順番についても、特段大きな理由はなく、門松に導入されていった順番通り、もしくは「ばいちくしょう」よりも「しょうちくばい」の方が日本語の響きが良いから、と言った日本らしい理由からである。

ただ、松竹梅のランク付けが庶民に浸透してしまった後では、誰しもが梅が一番下だと理解できてしまう為、結局意味がないのでは?と言うことで、稀に梅を最上ランクに設定している店もある。

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