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着物姿の必須アイテム「簪」―京都・舞妓は簪で季節を表現していた

着物、浴衣時に欠かせない簪(かんざし)。日本の伝統的アイテム簪は、ファッション性でも勿論だが、実は様々な種類があり、各々意味があったりする。今回は、簪について少し掘り下げ、また、京都舞妓の簪を使った四季の表現をお伝えしようと思う。

 

簪の歴史

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平打簪

簪とは、女性の髪を飾る髪飾りの事。簪の始まりは、日本では縄文時代まで遡り、1本の棒を髪に挿す事で、魔を払う効果があると信じられていたようだ。

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溪斎英泉「今様美人拾二景 おてんばそう 深川すさき弁財天」, http://www.ukiyoe-ota-muse.jp

江戸時代末期になると、簪は一躍大流行し、様々な種類、また様々な挿し方が生まれ、ファッションの多様化につながった。この時代の簪は、品質・材質共に貴重なものが多い為、コレクターにとってのお宝が多数存在する。

 

簪の種類

types-of-kanzashi
https://www.flickr.com

平打簪(ひらうちかんざし)、玉簪(たまかんざし)、チリカン、ビラカン、松葉簪(まつばかんざし)、吉丁(よしちょう)、びらびら簪(びらびらかんざし)、つまみ簪(つまみかんざし)など、様々な形の簪が存在する。挿す位置により、違った形の簪を用いるのがお洒落の幅を大きく広げ、とてもおもしろい。

 

舞妓の簪:形状

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左の芸者と右2名の舞妓の簪の違いに注目https://www.flickr.com

芸者や舞妓には、簪の決まりが存在する。先輩である芸者と違い、舞妓の簪は、長く垂れ下がっている(1年目のみ)。そして、徐々に職歴や立場に応じた髪型や簪の形状へと変化していくのだ。

 

舞妓の簪:花簪(つまみ簪)

実は舞妓は、季節により簪を変えている。それは「花簪」と呼ばれ、1年を通して、月ごと(12種類)の季節に合った花などをあしらい、四季の移り変わりを表現しているのだ。

hana-kanzashi-sakura
4月:桜, http://www1.odn.ne.jp/maya/

hana-kanzashi-June
6月:柳, http://gonzoss.exblog.jp/

hana-kanzashi-August
8月:すすき, http://kwcphoto.exblog.jp

いかがだろうか?簪の色や形状で、全く異なる印象を与える。見事な表現だ。

日本の伝統・歴史が詰まった簪。その意味を知った後に簪選びをすると、自分好みのデザインの簪以外でも魅力的に感じるようになるはずだ。着物を着たら、ぜひちょっと変わった簪にもチャレンジし、新たな扉を開いて欲しい。

 

余談:簪と耳かき

昔の簪には、なぜか耳かきの機能がついているものがしばしばある。これは、江戸時代に度々出ていた「贅沢禁止令」へ対抗する為で、贅沢品に分類される簪を、日常品である耳かきだと言い張って使用していたからだと言う。そして、今でもその名残がデザインとして残っている為、簪と耳かきが一体化しているものが売られているのだ。このような規制に対する些細な反抗として、似た様なものに、着物の表地を地味にし、裏地を派手にして隠していたと言う事実もある。

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