外国人観光客が不思議がる珍スポット:日本のビルの屋上に神社がある理由
かつてデパートのビルの屋上には、子供が遊ぶ為の遊園地がたくさんありました。今ではめっきり減少し、滅多に見かける事はありませんが、母親がデパートで買い物をしている間、父と子がよくそこで時間を潰していたものです。そしてその屋上には、遊園地と併設して、なぜか神社がありました。今ではほとんどの遊園地は撤去されていますが、神社は今でも残っているビルが多いです。大都会東京のビルの屋上に残されている、隠れた神社の存在理由をお伝えします。
なぜ屋上に神社があるのか?
デパートの屋上にある神社は、商売繁盛祈願を意味しています。様々な種類の神様が存在しますが、お稲荷さんである事が多いです。みなさんご存知のあの赤い鳥居の神社です。そして屋上にそれがある理由は、神様の上を人が歩く事がないからです。神様の上を人が歩くのは失礼とされています。
その結果、その風習が今でも残っており、老舗のデパートや古いビルの屋上には神社が取り壊されずに残っています。神社があった土地に、ビルなどを新たに建設する場合は、わざわざビルの屋上に神社を移すのです。
屋上の神社を見られる珍しい場所(東京)
新宿、日本橋、銀座などにある三越や高島屋、松坂屋といった老舗デパートで見る事ができます。簡単に行く事ができるので、ぜひ足を運んでみて下さい。他にもまだありますので、興味がある方は探してみるのもおもしろいかもしれません。
1. 新宿小田急百貨店
2. 新宿伊勢丹
3. 日本橋高島屋
4. 銀座松坂屋
5. 日本橋三越
6. 大広朝日ビル、 Map
7. アクアシティお台場
http://himawarimoon.cocolog-nifty.com/ ,背景はフジテレビ社屋