お勧め!東京にある紅葉の名所4 ― 「明治神宮外苑」「六義園」「奥多摩湖」「高尾山」
関東地方で紅葉の名所と言えば、鎌倉や箱根が有名ですね。関西地方で言えば、京都が思い浮かびます。しかし、東京にも紅葉の名所はいくつか存在しています。伝統的な風景とマッチした紅葉を存分に堪能して、東京での観光をより楽しいものにして下さい。
見頃:11月中旬~12月上旬
明治神宮外苑
絶対に見逃せない紅葉の名所のひとつがここ。東京のど真ん中新宿区にある、とても有名な並木道です。146 本のイチョウの木が、青山通りから明治神宮外苑まで300mに渡り続いています。イチョウの並木道でできた黄金のトンネルと落ち葉の絨毯は、訪れた人を魅了すること間違いなし。映画やドラマで撮影される事も多い為、気付かないうちに既に目にしていることでしょう。この時期は、神宮外苑イチョウ祭も開催されるので、タイミングを合わせて行ってみては。
アクセス: JR信濃町駅 から徒歩約10分、地図
見頃: 11月中旬~12月上旬
六義園
江戸時代を代表する、東京二大庭園の1つ「六義園」。庭園なので、元からそこにあったわけではなく、7年かけて池を掘り、山を築いて造られました。広々とした庭園と落ち着いた雰囲気は、日本の情緒を感じさせます。紅葉の時期になると、もみじやつつじが鮮やかに色付き、見事な光景になります。また春になると、満開のしだれ桜が美しい場所なので、ぜひ覚えておきたい観光名所のひとつです。
アクセス:JR 駒込駅から徒歩約7分、地図
見頃: 10月上旬~11月上旬
奥多摩湖
http://blogs.yahoo.co.jp/teruyukimukusan
1957年に完成した、東京都と山梨県の県境にある周囲45kmの人造湖である「奥多摩湖」。東京への水源として利用されています。池の周辺の歩道では、紅葉を楽しみながら、ハイキング気分を味わう事ができ、東京とは思えない澄んだ空気が最高です。
そして注目したいのが、通称「ドラム缶橋」と呼ばれている橋。今はドラム缶に似たもので代用されていますが、昔は本物のドラム缶の浮力によって橋が浮いていました。橋を渡る時、プカプカと湖に浮かぶ感覚を味わいながら見る紅葉は、奥多摩湖の名物になっています。
アクセス: 奥多摩駅から奥多摩湖バス停までバスで約15分、地図
見頃: 11月中旬
高尾山
ここは一年中観光地として大人気の標高599mの「高尾山」。それも当然、高尾山は最高ランクのミシュラン3つ星を獲得している観光地。日本では3つ星と言えば富士山と同格です。新宿から1時間で行けることもあり、大混雑することも多い。朝早く行く事をお勧めします。
お勧めの楽しみ方は、山の中腹までゲーブルカーやリフトで登り、そこから山頂までをハイキングするコース。天気が良ければ、山頂から富士山を眺める事ができます。
http://transit2012transit.blog.so-net.ne.jp/
高尾山には高尾山薬王院というお寺があります。ここは神や妖怪として知られる伝説上の生き物、天狗様でとても有名なお寺です。
http://blog.goo.ne.jp/nilla_summer
高尾山への最寄り駅は、京王高尾線の高尾山口駅です。そこにはこんな天狗様の像があります。記念写真を撮ったら、天狗様気分で高尾山をひとっ跳びしてみては!?
アクセス: 高尾山口駅から徒歩約5分、地図