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日本伝統の座り方 ― 「正座」が広まった歴史的背景と体に良い効能

正座が苦手な人も多いのではないでしょうか。しかし、正座は心を落ち着かせ、精神統一ができ、体にも良いとされています。今回は、その正座の歴史や効能について、時代毎の生活背景と共に解説していきましょう。タイトル写真:写真

 

正座とは

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正座とは、正しい姿勢で座る事。正座における正しい姿勢とは、膝を曲げ畳み、背筋を伸ばして座る座り方。正座は、日本の伝統文化(茶道、日本舞踊、武道など)でも必須の座り方である。

 

正座の歴史

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正座をしていない徳川家康

正座の形はかなり昔からあるようだが、「正座」と言う名称として確立しているわけではなかった。今でこそ日本を連想させる座り方だが、昔はあまり一般的な座り方ではなかったようだ。なぜなら、正座をしていると足が痺れてしまい、直ぐに立つ事ができない。その為、刀がすぐ抜けず、武士にとって致命的だったことがその理由と考えられる。それ故、正座よりもリラックスでき、すぐに動ける「あぐら」が一般的だった。

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『茶の湯日々草 濃茶の図』 水野年方

ただ、茶道の世界では、室町時代に正座を正式な座り方として定めた。その後、江戸時代になると、将軍のような目上の者を前にした時の座り方としても正座が定められた。

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昭和時代の和室:畳、ちゃぶ台、座布団:http://blog.livedoor.jp/dobasi3/

更には、江戸時代中期頃、畳の普及もあって、正座は庶民に広まっていった。屋内で靴を脱ぎ、畳の上に直に座る日本文化も関与し、よく用いられる座り方になったのだ。

– ちゃぶ台:高さ30cm程の低いテーブル。正座にフィットする。
– 座布団:正座でも足が痛くならない、いわゆる座る為の布団。

 

正座の持つ意味

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土下座:http://www.cmjapan.com/

正座には2つの意味がある。

1. 礼の作法として:儀式や式典など神聖な場所で。おそらくこれは茶道などの伝統文化からの正座に由来していると思われる。
2. 謝罪や屈服の意として:正座には、手を前につき頭を下げる、「土下座」と言う行為がある。おそらくこちらは、将軍の前で正座をする制度由来かもしれない。

 

正座の効能

正座をしない限り、日常生活で膝を180度曲げる事はまずない。その為、正座にはいくつかの効能がある。

– インナーマッスル(腹筋、背筋)を鍛えられる 
– 背筋が伸び、猫背が治る
– 腰痛、肩こりに良い
– O脚改善
– 心が落ち着き、精神統一ができる
– 全身に血液が循環し、眠気が覚め、集中力が増す
– 洋服を綺麗な状態に保つ(着物にシワが寄らない)

 

ただ、いくら良い効能があると言っても、正座はやり過ぎると膝を痛める為注意しましょう。もし訪問先で和室に通された時は、礼の作法として、座布団の上に正座してみて下さい。とても礼儀正しく、良い印象を与えます。その時、足が痺れるのが心配であれば、足の親指を後ろで重ねましょう。痺れの軽減効果があるとされています。

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