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日本の芸術「墨流し」 ― 世界でたった1つだけの模様を生み出す伝統的染色法

「墨流し」と言う染色技法をご存知でしょうか?今回は、今再注目され始めている、その日本伝統の技法についてです。実際に体験する事はもちろん、その技法で染められた1点物の作品はとても興味深いです。

 

墨流しって?

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墨流しとは、福井県指定無形文化財で、1000年以上の歴史がある伝統的染色技法。墨汁や絵の具などの染料を水に垂らした際にできる模様を利用する。同じような技法に、「西洋のマーブリング」があるが、それは日本の墨流しが伝わったものだと言われている。

 

墨流しの歴史

時は平安時代の9世紀頃まで遡る。川の水面に墨を落とし、川の流れによって作られる模様の変化を楽しんだ「宮廷遊び」が起源だと言われている。その後、江戸時代になると、和紙の加工技術がしっかりと確立した為、できた模様を和紙に写し取るようになった。また、今では、着物などの絹にも写し取られるようになっている。

 

墨流しのやり方

染料のついた筆を水につけ、丸く色が広がってきたら、円の中心に油(松ヤニ(松脂)など)のついた筆をつける。これを繰り返す事で、油が染料をはじいて、何重もの折り重なった同心円がいくつもできる。

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息を吹きかけたり、棒などで円を崩し、流れるような模様を作る。

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http://www.hakubi-koubou.sakura.ne.jp/

できた模様の上に和紙を乗せ浸し、ゆっくりと引き上げる。和紙は吸水性の材料なので、一度吸着すると、耐水性・耐光性にも非常に優れる。たった一度しかできない、世界に1つだけの模様の完成である。

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http://tokyo135.exblog.jp/

墨流しで染めた布で着物を作れば、こんなにも自然で鮮やかな着物に仕上がる。何度も言うが、その柄は世界に1つの一点ものだ。

世界ではかなり前から「着物」や「和紙」は注目されている。しかし、その背景にある「日本の芸術・技術」を学ぶことにより、なぜそれらが認められているのか、賞賛されているのか、がはっきりと理解でき、とてもおもしろいだろう。

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